60歳までに貯蓄3000万円|節約・貯金・家計管理まとめ

節約・貯金・家計簿の教科書

タグ:老後資金


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今回は『年金』と『老後資金』についてのお話です。

年金はいつから貰えて、いくら貰えるのか?

老後資金はいくら必要なのか? どうやって貯めればいいのか?

老後資金が足りないとどんな悲惨な生活を送ることになってしまうのか?

老後貧困にならないためにどんな準備をしておくべきなのか…?

…などなど、あなたが抱える年金と老後の問題についてを徹底的に解説していきたいと思います。

※本記事は年金・老後資金をテーマに、人気記事・おすすめ記事を紹介しながら進めていきます。

ぜひブックマークしつつ読み進めていただければと思います。

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老後負け組ストーリー、勝ち組ストーリー

本題に移るまえに、もし老後のための準備をしないとどうなってしまうのか? をあなたに知っていただきたいと思います。

下記にご紹介するのは、対照的な2つのストーリーたちです。

「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔にさいなまれる日々をすごす負け組の老後

現役時代から念入りに老後への準備をすすめ、幸せで満ち足りた老後をすごす勝ち組の老後

それぞれの老後にどんな違いがあるのか?を比較しながらお読みいただければと思います。

スタートは同じ。なのに真逆の老後…!?
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主人公は貧乏 黒男(びんぼう くろお)、中堅の家電メーカーに勤める34歳。

定期的な貯金をせず、資産運用にも興味がない。妻は夫の扶養のなかだけで働き、60歳の定年後は継続雇用をことわった。

そんな貧乏家がむかえた未来は、毎月赤字がつづく文字通りの「老後貧困」だった…。

金持 富男(かねもち とみお)満34歳。中規模の食品メーカーに勤めている。

毎月決まった金額をコツコツと貯金し、財形貯蓄、資産運用、年金保険…と将来への備えも万全。

そんな金持家がむかえた未来は、旅行やクルージング、リゾート地への移住生活を楽しむバラ色の老後だった。

生涯独身のあなたを待ち受ける2つのストーリー
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主人公は冬枯 負太(ふゆがれ まけた)。大手のIT企業に勤めている34歳。彼女にフラれたショックから生涯独り身でいることを決めた独身貴族だ。

稼いだお金はすべて自分のために使い、贅沢三昧の生活を送りつづけた結果、彼がむかえた破滅の老後とは…?

主人公は福富 勝太(ふくとみ かつた)、 品川にある大手のエンタメ系企業に勤める35歳。ちなみに生涯独身

将来を見すえて、必要なお金を細かくシミュレーション。贅沢はそこそこに倹約に努めた結果、彼が手に入れた未来とは…?

夫が亡くなって幸せになる人、不幸になる人
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彼女の名は雨宮冬美、39歳の専業主婦。ちょうど1か月前に働き盛りの夫を亡くしたばかりだ。

当然もらえるものと思っていた遺族年金は、年金の未納のため支払われることはなかった。支払われた保険金も十分な金額にはほど遠い。

無知で無計画だった夫婦とその家族の末路とは…?

彼女の名は星崎輝子、39歳。何の変哲もないふつうの専業主婦だ。1か月前に最愛の夫を交通事故で亡くした。

しかし、遺族年金と各種保険のおかげでなんとか暮らしを立て直し、パートで堅実にはたらく日々。

決っして豊かではなかったが、不自由のない日々をすごし、最愛の一人娘を無事に社会に送り出すこともできた。

彼女たちの生活を守ったものとは…?

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老後を生き抜くには「年金」が必須!

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いかがでしたか?

将来のことを考え、老後のための準備をしておくことが、いかに重要かをご理解いただけたかと思います。

さて、このような老後の生活・老後資金を考える上で欠かせないのが「年金」の問題です。

年金は定年後の生活を支えるとっても大切な社会制度です。年金がなければ私たちの老後は成り立ちません

歳をとると働けなくなる(=収入がなくなる)わけですから、当然ですよね。

たとえ体が元気でも、高齢者が仕事を得ることはとても難しいですし、雇ってもらえたとしても収入は現役時代の1/3以下が普通です。

しかし収入がなくなったり激減してしまったとしても、生きている以上は生活していかなくてはなりません。

食費やショッピングに使うお金は若い頃よりだいぶ減るかもしれませんが、医療費や家の修繕費などの支出はむしろ老後のほうが増えてしまいます。

老後は私たちが考えているよりもずっとお金がかかるんですよね…。

 

年金の受給が70歳からになるって本当!?

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あなたは「年金の受給開始が70歳にひき上げられる」なんて不穏なウワサを聞いたことはありませんか?

もともと年金は、60歳(発足当時は55歳)から支給が開始されていました。

私たちの親の世代は60歳で会社を定年退職し、その後すぐに年金を受けとることができていたのです。

しかしいつのまにかそれが段階的にひき上げられ、私たち現役世代は65歳からの受給ということになってしまいました。

そしてまさに今、70歳(もしくは75歳)まで年金の受給開始がひき上げられる可能性まで出てきているのです。

私たちの年金、老後はいったいどうなってしまうのでしょうか?

 

国は年金支給を70歳までひき上げたい!!

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結論から先に言っておきましょう。

年金の受給がいつからになるのか?というのは現時点で協議中ですのではっきりと決まっているわけではありません。

しかし、国(厚生省)の本音としては「年金の支給を70歳までひき上げたい!」です。

国がそう考えているのですから、これは遅かれ早かれ「そうなる」と思っていただいて良いでしょう。

現在は「65歳からの支給開始」を2030年までに段階的におこなっている途中ですが、厚生省は2030年以降もひき上げを目論んでいるいるため、

このままいくと2045年度には「70歳からの支給開始」になってしまうと思われます。

平均寿命がどんどんとのびている(=必要な年金額が膨らんできている)という事実もありますし、

アメリカやヨーロッパ各国の先進国ではすでに67~68歳までに年金支給がひき上げられることが決定しています。

他の国がこうなのですから、世界一の長寿国である日本がいつまでも65歳のままでいられるわけがありませんよね…。

また、少子高齢化が進んでいる現在においては、年金支給額をいまのうちに抑えておかないと、

将来的に年金制度自体が成り立たなくなるという現実的な状況もあります。

 

年金制度は破たん!年金はもらえない!…は間違い

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そんな話をすると必ず「年金制度は崩壊するから支払うだけ損だ!」なんて言う人がでてきてしまいます。

本当にそうでしょうか?

年金制度はそう簡単に破たんすることはありません。むしろ破たんすることの方が難しいくらいです。

理由をくわしく説明すると長くなるので省略しますが、簡単にいうと下記の4点です。

理由①:将来的に人口比率が変わるから

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いま年金制度が苦しくなっているのは「ベビーブーム」で生まれた人たち、つまり「団塊の世代」が年金の受給年齢に達したからです。

年金制度というのは現役世代が老後世代を支えるしくみですから、老後世代の割合が増えれば増えるほど仕組みの継続が難しくなっていきます。

つまり、年金制度にとって団塊の世代が定年を迎むかえた今がもっとも辛い時期であり、団塊の世代がお亡くなりになられれば人口比率が変わり(今よりも)楽になります

まあ本当は、団塊の世代の年金をぐっと減らすのがいちばんいいんですけどね。

(だれもそんなこと言わないでしょうね、選挙に負けるから…)

理由②:年金制度がなくなると国の負担が重くなるから

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また、年金のためのコストというのは自分自身が半分支払い、残り半分は国が負担してくれる仕組みです。

もし年金制度がなくなるとどうなるか? 生活保護(=国が100%の負担)が増え、国の財源はいまよりも苦しくなってしまいます。

つまり年金制度を崩壊させてしまうとよけい辛くなるから、国は年金制度を継続させようと必死になっているのです。

理由③:年金支給の開始年齢をひき上げているから

年金制度というのは、その時々の状況にあわせて柔軟に制度の内容を変えられるように作ってあります。

支給開始年齢が段階的に引き上げられているのも、年金制度を継続させるための施策の1つなのですね。

理由④:年金未納者が増えたら、国は得する

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年金未納者が増えているから年金制度が危ないのだ!という人がいますが、それは大きな間違い。

だって未納者が増えたら、その人たちの分の国の負担がなくなりますから。

逆に年金未納者は年金以外にもさまざまな形で税金が徴収されており、その税金が他の人の年金支給に使われます。

税金を払っているのに、年金はもらえない…。まさに百害あって一利なしですね。

…結論として「年金制度は崩壊しないし必ずもらえる!しかし受給額はトータルで少なくなる!」というのが正しいです。

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年金が減るとどうなる? 90%が「老後貧困」の時代…

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前述の通り、将来的に私たちが受けとる年金は、ゼロにはならないが減ってしまう!というのが現実です。

年金が減ってしまうとどうなるでしょうか?

答えはもちろん「貧困に苦しむ高齢者が増える」です。

国の調査によると、現在65歳以上で一人暮らしをする高齢者の貧困率はなんと約50%。78万人が生活保護を受けており、これは年々増え続けています。

将来的には高齢者の90%が生活保護をうけることになるという予想もありますが、これはあながち間違いではないでしょうね。

家賃が支払えずにホームレスになったり、修繕費を払えずボロボロの危険な家に住み続けたり、病気をしても病院に行けず、ろくな食事もとることができない日々…

そして、働きたくても働けないのでしかたなく犯罪に手を染める。

刑務所のなかなら少なくとも三度のメシにはありつけるので、えんえんと死ぬまで再犯を繰り返し、一生を刑務所のなかで終える…。

マンガのような話ですが、現実として高齢者の犯罪はここ10年間でもおどろくほど激増しています。

これは悲劇でもなんでもなく、あなたの将来の姿かもしれないのです。

老後の生活を国や会社が面倒みてくれた時代は終わりを告げています

これから老後を迎える私たちは、自分の頭で自分の老後を考えなくては生きていけないので、

年金も自分で積み立て、自分で資産を貯蓄し増やしていかなくてはならないのです。

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老後のために必要な貯金額はいくら?

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ちなみに、あなたは自分の老後にどのくらいのお金が必要かをご存知ですか?

何歳までに、いくらくらいの貯金があると安心であるかを考えたことはありますでしょうか?

結論から先に書いてしまいますが、下記が「年齢別の目標とすべき貯蓄額」の一覧表です。

“ちょっと年収が高いのでは…?”と思われるかも知れませんが、これはあくまで「世帯年収」(夫婦など世帯全体の収入の合計)の話です。

年齢 世帯年収
(手取り)
係数 貯蓄額
目標
24歳 300万円 ÷12 25万円
30歳 400万円 ×1倍 400万円
35歳 450万円 ×1.5倍 675万円
40歳 500万円 ×2倍 1,000万円
45歳 550万円 ×2.5倍 1,375万円
50歳 600万円 ×3倍 1,800万円
55歳 650万円 ×3.5倍 2,275万円
60歳 700万円 ×4.3倍 3,010万円

この金額どおりに貯金ができている人は安心ですが…

「ぜんぜん足りない!」という方は今からでも遅くありませんので次章で紹介する老後資金を上手に貯める方法を試してみてください。

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老後資金はどうやって貯めればいいの?

前述したとおり、私たちの老後に必要な貯金は約3000万円ほどです。

ではこの3000万円という大金は、いったいどのように作り出せば良いのでしょうか?

以下に老後資金を貯めるコツをまとめておきましょう。

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まずは毎月の目標を知るべし!

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貯金をする時にまずやらなくてはならないのは“目標を知ること”です。

あなた自身が60歳、または65歳になるまでにあといくら貯金を増やさなくてはならないか?を計算してみてください。

たとえば60歳までに3000万円を貯金するとした場合、いま40歳で貯金が500万円ある人(さらに保険の満期金が1000万円ある人)であれば…

(3000万円−500万円)÷(20年×12ヵ月)=6万円強

ということで、毎月6万円を貯めていけば60歳の時点で3000万円が貯まっている計算になります。

月々の小さな目標を知るという行為は、将来の大きな目標を達成させるための一番大切なポイントです。

自分自身の月々の貯金目標がいくらなのか?をぜひ計算してみてくださいね。

貯金した残りを生活費にする!

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貯金が下手なひとは「生活費の残りを貯金」しようとします。

でもこれでは生活費をついつい使いすぎてしまうなどで、思い通りに貯金を進めることができません。

貯金を成功させるコツは「貯金の残りで生活する」ことです。

お給料が振り込まれたらまず先に目標金額を貯金してしまい、残りのお金で次のお給料日まで生活をするようにしてください。

そうすれば毎月100%確実に貯金を実行できるはずです。

積立型の定期預金や保険商材、財形貯蓄や社内預金などをうまく利用するのもテクニックの一つです。

ちなみに私Sanchoは確定拠出年金(※後述)と積立型保険で老後に備えています。

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3大貯蓄期にガッツリ貯める!

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あなたは「人生の3大貯蓄期」をご存知ですか?

1.結婚前の独身時代
2.子ども出産前/幼少期
3.子どもが独立した後

これらを人生の3大貯蓄期と呼ぶのですが、長い人生のなかでも比較的お金を貯めやすい時期だと言われています。

結婚したての時期や、子供が高校や大学に通う時期ってお金がかかりますもんね…。

なので3大貯蓄期のうちにガッツリと貯蓄を増やしておくことが、貯金を大きく増やすコツなのですね。

確定拠出年金はゼッタイにおすすめ!

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あなた(or夫)の会社に「確定拠出年金」の制度はありますか?

DC制度とか401Kとかって呼ばれているものです。

あったら絶対に加入するべきですよ。

会社に制度がない人でも、2017年からはiDeCo(イデコ)という「個人型確定拠出年金」がスタートしたので、絶対に加入しておきましょう。

確定拠出年金とはつまり個人で加入する年金みたいなものだとイメージしてください。

前述の通り国民年金・厚生年金だけではもう老後の生活が立ちゆかなくなってきているので、個人でも年金に加入しましょう!という事なのです。

さらに確定拠出年金には税金がかかりませんので、銀行に預金するよりもメチャクチャお得なのです。

筆者であるSanchoも昨年から確定拠出年金に加入しています。

初心者には楽天グループが運営する「楽天証券の確定拠出年金」が、分かりやすく手数料もお得なのでオススメですよ。

確定拠出年金の詳細については以下の記事をチェックしてみてください。

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保険の見直しは影響大だ!

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前述のとおり、Snachoは通常の医療保険のほかにも貯蓄型保険に加入し老後に備えています。

まあ貯蓄型保険はダメだ!とする専門家もいるので無理におすすすめはしませんが、

もし「自分がなんの保険に入っているか分からない…」「付き合いで加入したままほったらかしだ…」なんて人は、ゼッタイに見直しをするべきですよ。

というのも、保険は人生の中でも5本の指に入るほど大きな支出なのです。毎月数千円~数万円をずっと払い続けるのだから当然ですよね。

なので、過剰な補償になっていないか? 今の時代に則した内容になっているか?などを定期的にチェックするようにしましょう。

60歳で定年退職…すると危険だ!

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どうしても60歳までに十分な老後資金(たとえば3000万円)が貯められないようであれば、やはり定年以降も働いて稼ぐ(継続雇用)しか方法はありませんよね。

前述の通り、わたしたちの年金は65歳(もしかしたら70歳から)の受給開始になりますので、それまではなんとか働いて収入を得なくてはならない…というのが現実です。

最近では、会社を定年退職後にパン屋やそば屋、カフェなどを経営するために勉強する人も多くなっているようですが、

将来を見すえて「老後に自分の好きなことで収入を得る」という考え方は素敵ですし、ぜひマネをしたいですよね。

資産運用でお金をかけ算しよう!

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月々の貯金は「足し算」です。資産運用というのは「かけ算」にあたります。

かけ算と言ってもとても掛け率の低いかけ算なのですが、それでも単純に足し算を繰り返していくよりもお金の貯まるスピードは格段に速くなります。

たとえば、あなたの手元に1,000万円があったとしましょう。

もし資産運用をせずにただ大手都市銀行に預金するだけだと、10年経っても+1万円くらいにしかなりません(年利0.01%計算)

しかし、これを資産運用により年利1%で複利運用できれば10年後には+105万円になります。

2%なら+220万円、3%なら+344万円です。ぜんぜん違いますよね。

資産運用と聞くとなにやらすごく難しいものをイメージしてしまいますが、年利1~3%くらいの運用であればほぼほったらかしでもOKな金融商品はたくさんあります。

まずは興味をもってチャレンジすることですね。

初心者向けの資産運用は下記の記事にくわしくまとめられていますので、ぜひチェックしてみてください。

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そもそも年金とは?(年金の基礎知識)

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本章では「そもそも年金の事をぜんぜん知らない!」という人のために、年金に関する基礎知識を解説していきたいと思います。

年金の種類について

「年金」にはいくつかの種類があります。まずは下記の表をご覧ください。

分類 年金 内容
公的
年金

国民年金

20〜60歳のすべての日本国民が
加入しなくてはならない年金。基礎年金。

厚生年金

民間企業で働いているサラリーマン
・OLなどが加入する年金。

共済年金
(共済組合)

公務員、私立学校教職員などが
加入する年金 。

私的
年金

 

確定拠出年金
(個人型)

公的年金では足りない場合に
上乗せする年金。企業が従業員
の福利厚生として導入したり、
個人で加入したりする。

確定拠出年金
(企業型)
厚生年金基金
国民年金基金
年金型保険

年金はよく「3階建て」に例えられることが多いのですが、

国民みんなが加入する「国民年金」が1階部分、サラリーマンや公務員が加入する「厚生年金」と「共済年金」が2階部分、

さらに任意で加入する「確定拠出年金」や「年金保険」などの私的年金が3階部分になりますね。

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年金っていくらもらえるの?

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では、年金は実際にいくらもらえるのでしょうか?

現時点での「年金の平均受給額」を見てみましょう。※平成25年 厚生労働省年金局 調べ

【年金の平均受給額】
国民年金約5万4000円
厚生年金約14万6000円(男女平均)

ちなみに厚生年金は男女差が大きいため、より正確に受給額を算出すると下記の通りです。

【厚生年金の男女別受給額】
男性約16万6000円
女性約10万2000円

つまり、共働き夫婦なら合計27万円くらい。専業主婦の家庭では合計22万円くらいになるという事ですね。

ただし! これはあくまで現時点ですでに年金をもらっている人の話です。

私たちが年金をもらう頃には… 残念ながらもっと少なくなることは間違いないでしょうね。。

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年金はいつから(何歳から)もらえるの?

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では私たちはいつから(何歳から)から年金を受給できるのでしょうか?

あくまで現行ルールでの話ですが、公的年金は60歳~65歳のあいだに受給がスタートします。

現在20代~40代の方は、ほとんどが65歳から年金が支給されることになりますね。

くわしくは以下の記事にまとめておきましたので、ぜひチェックしてみてください。

ただし冒頭でも書きましたが、今後は70歳まで支給開始の年齢が引き上げられる可能性も出てきており、その動向が注目されています。

もしあなたが60歳で定年退職してしまった場合、70歳までの10年間を収入ゼロで過ごさなくてはなりません。

個人的には70歳まで働くのなんてさすがに御免被りたいので…

やはりなるべく早くから老後の生活資金を貯めはじめ、60歳または65歳になるまでに十分な貯蓄をたくわえておくのが正解なのでしょうね。
[文:Sancho]

 

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■保険TOP
みなさんは「人生の4大支出」って知っていますか?

「人生の4大支出」とは、わたしたちの人生のなかでもっとも支払う金額が大きい4つの支出項目のことを言います。

限られた収入のなかで効率よくお金を貯めていくためには、支出額の大きなものから優先して節約&やりくりすることがとても重要となります。

今回はこの「人生の4大支出」を節約する方法や、計画的に準備しておく方法について紹介したいと思います。

人生の4大支出とは?

「人生の4大支出」とは、具体的に下記の支出のことを指しています。

■住居費(家賃や住宅ローン)
教育費
保険料
老後資金


いずれも数千万円クラスの莫大なお金が必要となる重大な項目ばかりですよね。そのうえ、わたしたちが生きていくうえで避けることのできない支出でもあるわけです。

金額が大きいだけに、この4大支出をどのように節約するのか?どのように備えておくのか?がわたしたちが資産形成をおこなううえでとても重要なポイントとなります。

では、以下に1つずつ解説していきましょう。

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家賃・住宅ローンの節約

住居費は、人生のうちでもっとも大きな支出と言われています。住居費にはマイホームを購入するパターンと、賃貸物件に家賃を支払い続けるパターンの2つがあります。

固定金利と変動金利

マイホームを購入する場合は、ほとんどの人が住宅ローンを組むことになると思います。

この住宅ローンを節約する方法としては、やはり金利の安いローンを組む(or 住宅ローンを見直す)のが鉄板ですよね。

ただし、金利の安さだけで「変動金利」を選んでしまうと、のちのちに大きく金利が上昇するリスクがあります。

なので多少金利が高くても一生金利の変動リスクのない「固定金利」を選ぶのもアリだとおもいます。

特にいまは金利の底値と言われていますので、今のうちに住宅ローンの見直しを検討しておくのが良いかもしれませんね。

繰り上げ返済はお得か?

住宅ローンは長年にわたって莫大な返済金額になるので、繰り上げ返済をすることで利息の支払いを大きく減らすことができます。

ただし、団信(団体信用生命保険。住宅ローンの名義人が死亡したときなど、その後のローン返済が免除される保険)に加入している場合は、必ずしも早期返済が得策とは言えません。

なぜなら団信ではローン残高が保険金とイコールなので、早く返済してしまうほど万が一のときに支払われる保険金(=チャラになるローン返済額)が少なくなるからです。

もちろん、ローン完済までに絶対に死なない自信があるのであれば、とっとと完済してしまったほうがお得なのは間違いありません。

まあこればかりは運命なのでなんとも言えませんが、早期返済が必ずしも良いわけではないということを覚えておいていただければと思います。

必要なのは住宅ローンだけではない!

また、住宅の購入費以外にもお金が必要であることを忘れてはいけません。

購入後も修繕やメンテナンス費用が必要になってきますので、これをあらかじめ計画的に積み立てておくことも大切です。

定年を迎えてしまってから、急に何百万円が必要になっても…なかなか大変ですよね。

賃貸の場合は?

賃貸の場合は、やはり家賃がいくらであるか?がとても重要。鉄板の方法としては大家さんと家賃の交渉をすることです。

大家さんとしても空部屋をつくってしまうよりも、途切れることなく部屋が埋まっていたほうがありがたいので、ダメ元で交渉するのもありですよ。

また一ヶ所に長く住むのであれば、引越し費用などを含めても家賃の安い部屋に住みかえてしまったほうがお得な場合もあります。いまの家賃がちょっと高いな…と感じている方は検討してもいいでしょう。

そのほかも、独身時代であればシェアハウスやゲストハウスで家賃を節約するのも効果的です。

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教育費の貯め方

子どものいるご家庭であれば、教育費がとても大きな負担となり家計を圧迫することでしょう。

以前の記事(子供ができたら必ずやっておきたい、お金にまつわる6の鉄則)にもくわしく取り上げましたが、教育費でおさえるべきポイントは以下の通りです。

児童手当

児童手当は子ども一人あたりに月10,000円〜15,000円が支給される制度です。もし仮にこれをすべて貯金にまわすと、子どもが中学を卒業するまでに200万円以上のお金が貯まる計算になります。

児童手当をなんとなく使ってしまうのではなく計画的に積み立てておき、将来的に教育費の補填に使うというのも賢い方法です。

自治体などの助成金

児童手当に限らず、国や自治体、勤め先の会社には、出産や育児を支援するさまざまな制度や助成金があります。

しかし何もしなくてお金がもらえるほど世の中は甘くありません。せっかく税金を納めているのですから、これらの制度にしっかりと申請・手続をおこない、もれなく活用するようにしましょう。

具体的にどのような支援制度があるかは、過去の記事(妊娠・出産でもらえる助成金まとめ)にくわしくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

学資保険

子どもの教育費対策の定番はやはり学資保険ですよね。しかし学資保険のなかにもさまざまな特徴をもった商品が存在します。

返戻率の高い保険…親が死亡してしまった時の保障にすぐれた保険…子供に万が一のことがあったときに保障金が受け取れる保険…など。

自分たちにはどのパターンの保険がマッチするのかを十分に検討することが大切です。また、学資保険にくわしいFPなどに相談するのもありですよ。

計画的な積み立てを

いずれにせよ、さまざまな制度や保険をよく理解して、子どもがまだ小さい頃から計画的に積み立てをおこなっておくことが成功の秘訣です。

そのためには、一度あなたとあなたの家族のライフイベントをしっかりと洗い出し、30~40年間のお金の動向を予測する「キャッシュフロー表」を作ることをおすすめいたします。

キャッシュフロー表については過去の記事(将来の貯蓄額を計算してみよう!)から無料でダウンロード可能ですので、ぜひ一度チャレンジしてみてください。




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HOME 読まないと損をする貯金&節約術 > 【人生の4大支出】効率的に節約し貯金を増やす方法とは?|後編
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保険料の節約

みなさんは一生のうちにどのくらいの保険料を支払うことになるか知っていますか?例えば、月に下記の通り保険料を支払っているとしましょう。

・2万円/月の貯蓄型保険
・8千円/月の医療保険
・5千円/月の自動車保険

この場合、月に合計3.3万円、年で合計39.6万円を支払うことになります。これを30歳~60歳の30年間支払い続けたとすると…

なんと1,200万円近いお金を保険に使うことになります。これに団信や学資保険などを足すと、さらに大きな金額になるでしょう。

保険料を節約する方法については、過去の記事(年間25万円を「保険」で節約!家計を助ける12のテクニック)で詳しく説明していますので、こちらをご確認ください。

簡単にまとめておくと…
保険というのは一度加入してしまえば完了!というわけにはいきません。あなたが結婚した際、子どもが生まれた際、家を買った際、子どもが大きくなった際…などなど、人生の節目節目で見直しをおこなう必要があるのです。

複数の保険が重複して過剰な保障になっていないかどうか?いまの貯蓄の状況をふまえて適正な保障になっているかどうか?家族構成や予測されるライフイベントに変更はないかどうか…?

これらを踏まえて、定期的に加入している保険を見直すようにしたいですね。

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老後資金の貯め方

貯蓄の最終目的は老後の生活のための資金です。

まずはあなたの老後にいくらお金が必要なのか?いまのペースで貯金を続けると、定年までにどのくらいの貯蓄になるのか?を知ることから始めましょう。

ちなみに当サイトでは、定年を迎える60歳までに3,000万円を貯めよう!と提案させていただいております。その理由はこちらの記事(なぜ、60歳までに貯蓄3,000万円が必要なのか?)をお読みいただければと思います。

もちろん、人によって老後に必要なお金はさまざまかと思いますが、この3,000万円という金額がひとつの目安になるのではないかと思います。

では、この老後資金を貯めるにはどのような点に注意すればよいのでしょうか?下記にいくつかのポイントを挙げておきましょう。

●住宅ローンは定年と同時に?

前編でもふれた住宅ローンですが、定年後に年金以外の収入がなくなってからも返済を続けるのは、ちょっと現実的ではありませんよね。

かと言ってあまりにはやく完済してしまっても、せっかくの団信の恩恵をうけることができなくなりますので、個人的にはあまりおすすめできません。

なので個人的には、住宅ローンは定年と同時に完済するくらいがベストなのではないかと考えています。

繰り上げ返済をするお金があるのであれば、その分を修繕費などの積み立てとしてプールしておいた方がいろいろとメリットが多いかもしれませんね。

■賃貸派はより多くの老後資金が必要

ちなみに一生“賃貸派”をつらぬく方は、定年後にも家賃を払い続けなくてはなりません。それはあなたがあの世に旅立つ日まで続くことになります。

そう考えると、賃貸派はマイホーム派よりもより多くの老後資金が必要ということになります。

個人的にはやはり若い頃に住宅を購入しておき、定年後は住居費の心配がいらない…という状態にするのが理想的かなと思います。

■年金額を知っておく

上記に紹介した記事にもありますが、老後のお金を考える際には、あなたが将来いくら年金をもらえるのか?を知っておく必要があります。

既婚か未婚か、現役時代の収入、国民年金か厚生年金か、会社員か自営業か…などによってももらえる年金額は違ってきます

もちろん正確に算出することは難しいのですが、将来の生活をイメージするためにも、ある程度は目星をつけておくと良いでしょう。

■継続雇用も視野に入れて

ちなみにあなたは何歳から年金をもらえるかを知っていますか?このサイトをご覧になっている方のほとんどは、65歳からの受給になるのではないでしょうか?(もしかしたらもっと遅くなるかも…)

つまり60歳で隠居してしまうと、その後の5年間はまったく収入がない生活が続くわけです。仮に月20万円で生活をしたとすると、5年間で1,200万円の貯蓄を食いつぶす計算になるのです。

現役時代にたんまり貯蓄ができていれば問題ありませんが…そうでない場合は、60歳以降も継続雇用などを利用して働きつづけることを前提としておいたほうが安心だと思います。

■退職金や子どもには期待しない

最近では退職金がもらえない企業も増えていますし、いま勤めている会社もいつ財政が悪化するか分かりませんよね。そう考えると、退職金をもらえることを前提としたライフプランはちょっとリスクが高いと言えます。

また、平均年収が年を追うごとに下がり続けている昨今、子どもからの支援も期待できないと考えたほうが無難だと思います。

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最後に|なるべく早くから計画的に貯める

いかがでしたか?ちょっと急ぎ足で説明してしまいましたので、詳しくは文中でご紹介した関連記事をご参照いただければと思います。

今回は人生の4大支出についての話でしたが、いづれについてもポイントは次の2つに絞られると思います。

なるべく早くから準備し計画的に動くこと。
人生の節目節目で定期的に見直すこと。


将来のことを考えるのであれば、1日でも早く行動をおこすことが大切です。早ければ早いほど、将来のあなたが楽になります。

また、無計画に行動をおこしてもただ非効率なだけですので、あなたとあなたの家族のライフイベントを考えつつ、長期的な計画のもとに資産形成を進めていきましょう。

そして、それは一度行動したら終わりではなく、定期的に見直しをかける必要があります。住宅ローンや保険もそうですし、人生計画そのものもこまめに見直しを行うようにしましょうね。

[文:Sancho]



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HOME ゼロから学ぶ貯蓄&資産運用 > 老後破綻!? あなたを襲う老後貧困。その理由と解決策とは…?
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老後に生活が破綻してしまうひとが増えているって話…みなさんご存知でしたか?

じつは日本の“高齢者の貧困率”は世界的にみてもとても高くなっており、老後になってから貧困生活にあえぐひとが増えているそうなのです。

さらには、わたしたちが高齢者になるころには状況はもっと悪化し、「老後の貧困」が爆発的に増えるだろうという予測もあります。

そこで今回は、「私たちはなぜ老後貧困になってしまうのか?」「老後貧困にならないためにはどうすれば良いか?」を解説させていただきます!

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ひとり暮らしの高齢者、半分が貧困!?

内閣府の調査によると、日本の65歳以上の単身世帯の貧困率はなんと48%にものぼるそうです。

これはつまり、ひとり暮らしの高齢者の半分が、お金がなく生活がままならない暮らしを送っているということ。

また、生活保護を受けている高齢者もとても多くなっています。おなじく内閣府の調査によると、65歳以上の高齢者において現在78万人が生活保護を受給しており、これは年々増加の一途をたどっていることがわかります。

現時点でこの状況ですから、昔にくらべて実質賃金(物価に対する給料の価値)が低く、未婚率も高くなっている現在30代~40代の世代は、いまよりももっと厳しい状況になっていることが想像できるでしょう。

一説には、わたしたちが老後を迎えるころには、90%以上の高齢者が生活保護をうけたり貧困にあえいでいる…と主張する専門家までいます。

ではなぜ、わたしたちは「老後貧困」になってしまうのでしょうか?


わたしたちはなぜ老後貧困になるのか?

ちょっと前までの日本であれば、結婚や出産が早かったため、子どもが自立したあとでも定年までの時間的猶予がじゅうぶんにあり、老後にむけた貯蓄をおこなうことができていました。

また、以前は年功序列で年を重ねるごとにお給料が増える会社が多かったため、老後の生活資金をつくるのが比較的たやすかったのです。

退職手当をもらえる方も多く、住宅ローンも定年時には完済できており、老後資金を減らすことはありませんでした。

しかし、これからの日本はどうでしょうか?

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老後貧困になる4つの理由

老後資金が用意しやすかったいままでの日本にくらべ、わたしたちの世代は老後資金を残しにくい世代になっています。その理由のいくつかをあげてみましょう。

1.晩婚化や出産がおそい!

結婚や出産の時期が昔とくらべておそくなっていることに関してはみなさん周知の事実かと思います。しかし遅くなるとなにがいけないのでしょうか?

子どもが生まれる時期が遅くなると、子どもが大学を卒業して自立する時期がおくれます。50代後半になってから子どもの教育費がピークをむかえるという方も多いことでしょう。

すると、ハッと気がついたときには教育費の支出で貯蓄は大幅に減少しており、さらには定年までにあまり時間がなく新たに貯蓄をつくるのが難しい…という事態になってしまうのです。

2.教育費の増加と借金!

文部科学省の調査によると、大学の授業料を2012年と1982年(30年前)で比較すると、驚くことに2倍〜2.5倍にまで上昇していることがわります。

また、昔とくらべて私立に通わせたり、習いごとや学習塾などにお金をかける家庭が多くなっています。

つまり、昔にくらべて教育費の負担がとてつもなく増大しているということですよね。支出が増えるので、当然ながら貯蓄を大きく減らしてしまいます。

貯蓄がない人はやむなく、教育ローンや奨学金などの借金をすることになります。住宅ローンにくわえて教育ローンの返済もするわけですから、老後資金は貯まっていきませんよね。

3.定年後も住宅ローンが残る!

じゅうぶんな頭金を用意できないまま住宅の購入に踏みきったり、晩婚化などで住宅購入のタイミングが遅くなるなどの理由で、定年退職までに住宅ローンを完済できない方が増えています。

定年退職後にローンが残ったままだと、無収入のなかで貯蓄や退職金を切りくずして返済を続けることになりますので、老後資金におおきく影響してしまいます。

4.そもそも貯蓄ができていない!

家計貯蓄率という言葉をご存じですか?家計貯蓄率とは、あなたが自由に使える可処分所得に対する貯蓄の割合のことです。

これがプラスになるほど貯金ができていて、マイナスになるとお金を使いすぎの赤字家計となります。

日本の家計貯蓄率は、1970年代には+20%以上ありましたが、1990年代には+5~15%となり、2000年代には+0〜3%まで下がってしまっています。これは主要先進国のなかでも最低ランクです。

つまり、日本人はなんとなくお金持ちのイメージがありますが、実は(とくに若い世代は)ぜんぜん貯金ができていないんですよね…。


まとめ|老後貧困にならないために!

いかがでしたか?
最後に「老後貧困」の対策をご紹介したいと思いますが…答えはとっても簡単で、あなたの老後にいくら必要かを考え、計画的にお金を貯めるだけです。

前項であげた「晩婚化・出産の遅れ」「教育費の増加」「住宅ローンの未完済」「貯蓄できていない」…はすべて、無計画な人生設計・マネープランがまねいたものです。

独身時代にもっとお金を貯めてれば…。子どもが小さいころから教育費を貯めていれば…。公立を中心に通わせていれば…。定年退職と同時に住宅ローンを完済できるように調整していれば…。

これらはあらかじめ将来を見すえ計画的に貯蓄をしていれば、(もちろん計画通りにいかないものは多々あれど)ある程度は解決できる問題ばかりです。

その具体的な方法はこのサイトでも何度かご紹介しておりますので、くわしくは下記の記事などを参考にしてくださいね!

負け犬 老後ストーリー|人生の別れ道は?
バラ色 老後ストーリー|人生の別れ道は?
老後“勝ち組”を目指すなら、絶対にやっておくべき5つの事

※今回の参考資料※
高齢者の経済状況-内閣府
単身高齢者の増加で生活保護受給者が急増-第一生命保険
日本の家計貯蓄率-財務省

[文:Sancho]



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HOME ゼロから学ぶ貯蓄&資産運用 > 何もしなくても毎年15%ずつ得する!?『確定拠出年金』を見逃すな!
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確定拠出年金(かくていきょしゅつ ねんきん)

なんとまぁ堅苦しくて難しそうな名前でしょうか。漢字は使っても3文字くらいまでにして欲しいですよね…。

なんともとっつきにくい印象の「確定拠出年金」ですが、実はこれ、とってもお得な制度なんですよ。

なにがお得かと言うと…ただ加入するだけで放っておいても毎年15%くらい得するんです!

得するってなにを?どういう意味?…と興味を持っていただいた方は、続きをどうぞ!

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確定拠出年金とは?

確定拠出年金」というのはその名の通り“年金”の一種です。

企業などでは“退職金”のかわりにこの確定拠出年金を導入しているところも多いですね。別名「DC」「401k」などと呼ばれることもあります。

確定拠出年金は、
⚫︎毎月、掛け金(積立金)をはらう ※2017年1月からは年単位
⚫︎そのお金をどう運用するかはあなたが指示
⚫︎運用実績によって給付金額が変わる

…と、こんな感じの制度です。

毎月積み立てたお金をどうやって運用するのかはあなた自身が決め、

受け取る金額はその運用がうまくいったら多くなりますし、うまくいかなかったら少なくなってしまいます。

つまり「自分の老後資金は自分で管理・運用する」「自己責任の年金制度」という点が特徴と言えますね。
 

確定拠出年金の運用とは?

「運用」なんていうと難しく感じてしまうかもしれませんが…

基本的には長期運用が基本ですので、それほど難しく考える必要はありません。

ある程度ほったらかしでも通用するレベルですのでご安心ください。

ちなみに確定拠出年金の運用商品は、企業が提携する金融機関によりそのラインナップが異なります。

厚生労働省の調査では平均21本くらいの商品ラインナップがあるようですね。

【元本保証の金融商品】
⚫︎定期預金などの預貯金
⚫︎保険商品
⚫︎保障付きの債券

【元本が保障されない金融商品】
⚫︎投資信託などの有価証券

…などなど。
手がたく元本保証でいきたいひとは定期預金や保険で固めればいいですし…

積極的に資産を増やしていきたいひとは投資信託の比重を高めていきましょう。

…ただし、確定拠出年金で元本割れするひとのほとんどは、預貯金などの安定資産を選ばずに積極運用にかたよった運用をしてしまったひとなので、個人的にはしっかりと安定寄りのポートフォリオを組んだほうがよいと思いますよ。
 

確定拠出年金には「企業型」「個人型」がある!

確定拠出年金には下記の2種類があります。

企業型

お勤め先の企業が設置し、掛け金を会社が負担するタイプ。勤め先が制度を導入していれば加入できます。

個人型

個人で加入を決めて、掛け金は自分で負担するタイプ。

じつは、いままでは専業主婦、公務員、勤め先に企業年金がある会社員は確定拠出年金には加入できませんでしたが…

2017年1月からは法改正によりこれらの方でも加入できるようになります

また転職などの際に問題となる他の諸制度への“乗り換え”の幅も広まり、とても便利でお得な制度に生まれ変わります。
 

老後保障の種類をおさらい!

話をわかりやすくするために、年金などの老後保障にはどんな種類があるのかをおさらいしておきましょう。

【国による老後保障】
⚫︎国民年金…20〜60歳の全国民が対象
⚫︎厚生年金…サラリーマンが対象
⚫︎共済年金…公務員が対象

【企業による老後保障】
⚫︎退職金(退職一時金)
⚫︎厚生年金基金
⚫︎企業年金
 └確定給付企業年金…給付金額が確定
 └確定拠出年金(企業型)…拠出金額が確定

【個人による老後保障】
⚫︎確定拠出年金(個人型)
⚫︎個人年金保険(生命保険,全労済,JA共済など)

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確定拠出年金のメリットとは?

具体的に確定拠出年金のメリットをいくつか挙げてみましょう。

年金が見える!

確定拠出年金は、いま自分の資金がいくらあるのか?を知ることができます。

いままでの企業年金や退職金は、いまいくらもらえるお金があるのかがとっても分かりにくくなっていました。

しかし確定拠出年金は、ネットなどから昨日時点までの金額がいくらなのかを、1円単位で知ることができるのです。

これは嬉しいですよね。

会社の業績に関係がない!

いままでの退職金や企業年金では、会社の業績がいちじるしく悪化してしまったり、会社が倒産してしまった場合には、

もらえるはずだったお金がもらえなくなってしまったり、大きく金額を減らされてしまうリスクがありました。

しかし確定拠出年金ならそんな心配はありません。

会社や金融機関が倒産してしまっても、あなたの資産は守られますし金額の引き下げなどもありません

税金がかからない!

正確にいうと税金が0円になるわけではないのですが、とっても優遇されています。

●掛け金
あなたがお給料として稼いだお金には、ふつう「所得税」「住民税」が15%〜20%くらいかかります。

しかし確定拠出年金の掛金は給与とみなされませんので“非課税”となるのです。

●運用益
あなたが銀行預金の利子や投資で得た利益(=運用益)には、ふつう約20%の税金がかかります。

しかし確定拠出年金ではこの運用益も非課税になります。そのぶん効率よく資産を増やしていくことができるのですね。

●受け取り時
さすがに受け取り時には税金がかかるのですが、もし年金でうけとる場合には「公的年金等控除」、一時金でうけとる場合には「退職所得控除」が使えます。

つまり所得控除によっておさめる税金を少なく(場合によっては0円に)できるのです。

転職の際も持ち運びできる!

転職する歳には新しい職場の確定拠出年金や確定給付の企業年金、個人型の確定拠出年金などに引き継ぐことができます(2017年1月以降)。

受け取り方をえらべる!

確定拠出年金のうけとり方としては「老齢給付金」「障害給付金」「死亡一時金」の3つがあります。

通常は60歳になってから受け取る「老齢給付金」になりますが、そのなかにも退職金のように一時金として一括でうけとる方法と、年金のように分割してうけとる方法があります。
 

確定拠出年金のデメリットとは?

もちろん、確定拠出年金にはメリットだけでなくデメリットもあります。こちらもいくつか挙げてみましょう。

●60歳まで引き出すことができない!
●受け取り金額は運用により変動しちゃう!つまり元本を下回るリスクもある!
●給付金を受け取るときに税金がかかる!(課税繰り延べ)
●年に数千円~くらいの手数料がかかる!
●積み立てられる金額に年間上限がある!無制限に税制優遇が受けられるわけではない。
●転職するときに乗り換えをしないと、税金優遇メリットがないのに手数料だけは取られ続ける!
 

何もしなくても毎年15%ずつ得する!?

いくつかメリット・デメリットをあげてみましたが、やはり確定拠出年金の最大の特徴は“税金がかからない”という点ですよね。

この記事のタイトルにある“何もしなくても毎年15%ずつ得する”とはこの税金面でのメリットを指しています。

前述のとおり、確定拠出年金の税制優遇には下記の3つがあります。

①掛け金
所得税・住民税(15〜20%くらい)が非課税

②運用益
運用で得た利益への税金(20%強)が非課税

③受け取り時
公的年金等控除や退職所得控除が使える

②は資産運用で利益が発生したときにはじめてメリットの出るものですが、①に関してはなにもしなくてもただ確定拠出年金に加入していれば享受できるメリットです。

たとえばあなたが稼いだお金が1万円あるとしましょう。

ふつうに銀行口座にあなたの給料が振り込まれるパターン(税金がかかる)では、あなたの手元に残るお金は15%〜20%の税金が引かれるため、8,500円しか残りません。

しかしこの1万円を確定拠出年金として積み立てるパターン(税金がかからない)では、1万円がまるまる残ります。

つまり、何もしなくとも常に15%〜20%のお得が続くということですね。

年に数千円の手数料がかかるとはいえ、明らかにお得だと思います。

さらに運用で利益がでれば、これもふつうに資産運用や投資をするよりも20%強もお得なのです(税金20%強がかからないから)。
 

なぜ確定拠出年金が必要なのか?

と、とってもお得な確定拠出年金ですが、わたしが確定拠出年金を勧める理由はそれだけではありません。

過去の記事(なぜ60歳までに貯蓄3,000万円が必要なのか? )でも説明していますが、わたしたちが老後を乗り切るためには公的年金(国民年金・厚生年金など)だけでは心もとないのです。

公的年金は国による老後の保障ですが、給付を引き下げる方向性にあるのはみなさんもご承知のとおりかと思います。

そもそも公的年金だけでは余裕ある生活は難しいですし、充実した老後を送るためには確定拠出年金のようなプラスαの保障が必要なのですね。
 

確定拠出年金のまとめ

さて、いかがでしたか?
今回は、老後の生活を充実させる「確定拠出年金」についてご紹介しました。

確定拠出年金は2017年1月から法改正され、サラリーマンだけでなく公務員や主婦など、ほぼ誰もが加入できるようになります

(ただし主婦はそもそも所得がないため、所得への非課税といううま味はありませんが。)

確定拠出年金は“税制優遇”という面で、とても大きなメリットがある制度です。

なんと言っても、“加入しているだけで毎年15%くらいずつ自動的に得をする”のですからね。これを見逃す手はありません。

加入できるひとはぜひ加入し、将来への資産形成の一つとして組みこむことをお勧めしますよ!

ちなみに初心者には楽天グループが運営する「楽天証券の確定拠出年金」が、分かりやすく手数料もお得なのでオススメですよ。

 


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