HOME ゼロから学ぶ貯蓄&資産運用 > 貯金100万円からの資産運用|お金が増える初心者向けポートフォリオ
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今回は節約や貯金とおなじくらい重要な「資産運用」の話をしたいと思います。

地道にコツコツと節約や貯金するのも大切ですが、その貯まったお金を上手に運用することができれば、もっと楽に効率的にあなたの資産を増やしていくことができるのです。

でも、資産運用とか投資とかってなんか難しそうでよく分かりませんよね?それにリスクもあるって言うし…。

そこで今回は、今さら聞けない「資産運用」についての知識や基本的な考え方、

貯金額ごとのおすすめ金融資産やおすすめポートフォリオについてを、初心者向けにやさしく解説してきたいと思います。

今回の記事は、あなたの人生にとってとても大切な内容になります。ぜひブックマークして末永く参考にしてください。

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「資産運用」とは?

資産運用をひと言で説明すると、“貯金したり投資したりしながら、お金を効率よく増やすこと”です。

このブログでは「60歳までに3000万円の貯金をつくること」を目標としていますが…3000万円は大金です。貯金や節約だけでこの目標を達成するのはなかなか容易ではありません。

節約をしながら家計を健全化し、毎月の貯金ができるようになったら…

こんどはその資金を安全に、効率的に増やしていくことを考えなければいけません。
 

資産運用の基本は「資産配分」にあり!

資産運用を考えるうえでもっとも重要な柱となるのが「資産配分」です。

「資産配分」とは、あなたがもっている金融資産を“さまざまな場所や形にわけておくこと"をいいます。

違う言いかたでは「分散投資」ともいいますね。

“さまざまな場所や形”というのは、たとえば銀行の普通預金だったり定期預金だったり、株だったり債券だったり、金の延べ棒だったり外国の通貨だったり…

いろいろな種類や組み合わせのパターンが考えられます。

また、これらのさまざまな金融資産の集まりやその組み合わせのことを「ポートフォリオ」といいます。

資産配分や分散投資、ポートフォリオと聞くと、「投資家や金融業界の世界の話でしょ?」と思いがちですが…

実はわたしたち一般家庭の家計管理においても、とても重要な役割を果たすのです!


なぜ資産配分・分散投資が必要なの?

では、なぜわざわざ資産配分や分散投資なんて小難しいことをしなくてはならないのでしょうか?

なぜすべてのお金を銀行に預けておくだけではダメなのでしょうか?

それは、下記に説明する2つの理由があるからです。

●リスクを分散=あなたの財産を守る!

たとえばあなたの全財産が100万円だったとしましょう。あなたはその100万円を、長年利用しているA銀行に預けました。

しかしある日突然A銀行は倒産し、あなたは全財産である100万円を一瞬にして失ってしまいました…。

なんという悲劇でしょう。

…とまあ、実際には銀行が倒産しても「預金保険制度」の対象となっている預貯金であれば、1,000万円までの元本とその利息などは保障されますので、実被害はほとんどありませんけどね。

でも、これがなんの保障もない株式投資に全財産をつぎ込んでいたらどうでしょう?発展途上国の通貨につぎ込んでいたらどうでしょう?

急激な大暴落によって一瞬にして財産のほとんどを失ってしまう…なんてことは十分にあり得ることなのです。

逆に、全財産の100万円をいくつかに分散しておいた場合を考えてみましょう。たとえば…

・A銀行の普通預金に20万円
・B銀行の定期預金に30万円
・C社の株券に20万円
・D国の国債に30万円

このように資産をいくつかに分けて所有しておけば、たとえA銀行が破たんして預金がもどってこなかった場合でも、最大で20万円の被害ですみます。

また、A銀行はつぶれたけど、C社の株価が2倍に跳ねあがった!なんて場合には、プラマイゼロになるわけですね。

このように、資産配分(分散投資)をすることは“リスクの分散”を意味し、あなたの資産を守ることにつながるのです。

●資産を増やすため!

上記で説明したのはどちらかというと“守り”の側面ですが、資産配分には“攻め”の側面もあります。

たとえば、ただ銀行の普通預金に預けているだけだと、このマイナス金利の日本ではほとんどお金は増えません

数百万円を預けたって、せいぜい年に数百円くらいの利息が関の山です。大手都市銀行の定期預金なんて金利がたったの0.01%前後ですからね…(執筆時)。

こんなんじゃ銀行に預けるメリットなんてありません。強いて言えば“自宅よりはセキュリティが厳重だから”…くらいでしょうか?

しかし、国内外の株券や債券などを組み合わせて運用できれば、年率3%とか5%とかでお金を増やしていくことも、決して不可能ではないのです。

もしあなたに100万円の元手があって、これを年利5%の1年複利で運用できれば…10年で163万円くらいまでに増やせる計算になります。

1.6倍ですよ!もちろん元金が1000万円なら、1630万円(+630万円)です。すごいですね!

…とはいっても、わたしがおすすめする資産運用は“高いリスクを背負ってバリバリ投資する”のではなく“なるべくリスクを少なく安全運転で貯めていく”ほうを優先させたいと考えています。

このように、適切な資産配分をおこなうことで、あなたの資産をリスクから守ったり、あなたの資産を増やしていくことができるのですね。
 

「資産運用」と「投資」はどう違うの?

「資産運用」と「投資」は別モノです。
と言うより、資産運用のなかに「投資」という選択肢もあると言ったほうが正しいですね。

資産運用というのは前述のとおり、“貯金したり投資したりしながら資産を効率よく増やしていくこと”です。

一方で投資というのは“資産を投じるというリスクを負いながらリターンを得ようとする行為”を指します。

この「リスク」っていうのがなかなか難しくて、初心者にとってはとても怖い存在なんですよね…。

でもリスクにもいろいろあって、日本円での銀行預金みたいに限りなくリスクがゼロに近いものもあれば、海外企業への株式投資みたいなリスクの高いものもあります。

これらはどちらも資産運用ですし、リスクの程度もそれぞれの金融資産によって千差万別です。

逆に、リスクが完全にゼロなんていうものは存在しません。

だって現金を肌身離さずもっていたって、落としたり強盗に奪われたりするリスクもありますし、時間がたってお金の価値が下がってしまうリスクだってありますしね。

その辺のリスクとリターン(投資によって得られる利益)のバランスを見ながら、

いかにリスクを抑えながら資産をキープ、または増やしていくか?」というのが資産運営の目的なのです。
 

資産運用におけるリスクとリターン

リスクとリターンの話が出たので、もうちょっとくわしく解説しておきましょう。

●リターンとは?

資産運用や投資をおこなうことで得られる利益のことです。

利子や配当金、株や債券の売買によって生じる差益、為替レートの変動による差益などはもちろん、

株主優待でクーポン券や商品などをもらう場合も、リターンの一種にふくめます。

●リスクとは?

リスクとは危険を意味しますが、資産運用においては、リターン(利益)の振れ幅など「結果が不確実であること」のことを指します。

●リスクが高いものほどリターンが大きい

資産運用は、基本的にリスクが高いものほどリターンが大きく、リスクが低いとリターンが小さくなります

成功の確率が高いものは成功したとしても利益が少なく、逆に成功の確率が低いものは成功したときの利益が大きくなるのです。

具体例をあげると、一般的には下記のような図式が成り立ちます。

【金融資産のリスク相関図】

期間がない → → → → → → 定期
債券→ → → → → → → → →株式
国内資産→ → → → → →海外資産
先進国資産 → → → → 新興国資産

低い → → → リスク → → → 高い
小さい → → リターン → → 大きい


もちろん、すべての資産がこの図式にあてはまるわけではありませんよ。あくまで一般論です。
 

金融資産にはどんなものがあるの?

では、具体的に資産運用する場合の投資先(=金融資産)にはどんなものがあるのでしょうか?

代表的なものを簡単に表にしてみました。

※それぞれの金融資産のくわしい説明はこの記事の最後のほうにまとめていますので、そちらも参考にしてくださいね。

【金融資産の一覧簡易版】

現金 お札・小銭など“生のお金”
普通預金 銀行などにお金を預けること
定期預金 普通預金より高金利だが満期までおろせない
外貨預金 外国の通貨での預金。為替差損益が発生する
国内株式日本株式 国内企業の株券。業績への期待で株価が上下
海外株式外国株式 海外企業の株券。国内株よりリターンが大
国内債券日本債券 国が発行する“借用書”=国債。とても低金利
海外債券国外債券 日本債券とくらべて高リスク高リターン
社債 企業の債券。株と比べ低リスク低リターン
コモディティ 金、銀、原油、大豆、小麦など先物取引の商品
投資信託 投資家から集めた資金でプロが運用代行する
仕組預金 満期時期を銀行が決めるかわりに高金利な預金
REIT(リート) 不動産の投資信託
J-REIT REITの日本国内版
貯蓄型保険 保障と貯蓄を同時にできる保険
マネーブリッジ/ハイブリッド預金 銀行と証券をセットにすると高金利になる預金


金融資産のマトリックス

上記で紹介させていただいた金融資産を、マトリックス表にしてみました。

資産運用のマトリックス
もちろん、各資産のなかにもさまざまな種類のものがありますし、その時々の社会情勢で資産価値やリスクも変わりますから、すべてがこのマトリックス表の通りとは限りません。

しかしなんとなくこんな感じでイメージしていただければ分かりやすいかと思います。
 

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いつまでにどれだけ増やすのか?を決めよう!

わたしのような資産運用の初心者はついつい、「どこの銀行の定期預金がいちばん金利が高いんだろう?」「株を買うならどの会社の株を買うべきかな?」と考えてしまいますよね。

もちろん、具体的な投資先をどこにするかは大切なのですが…それはどちらかというと後回しでぜんぜんOK。

それよりも先に必要なのが、あなたの資産全体を“いつまでにどれだけ増やしたいのか?”を決めることなのです。

たとえば以下のような流れで考えていきましょう。

「いま貯金が500万円あって、今後も月5万円ずつは貯金ができる」

「でもこのまま60歳(20年後)まで5万円ずつ貯金を続けても、1700万円がやっと…。目標の3000万円まではぜんぜん足りない。」
「いまある500万円の資産を、毎月の5万円とあわせて、20年後までになんとか3000万円にしたい!」
「じゃあ資産運用で増やしていこう!」
「計算上、年にだいたい4%強の利回りで増やしていければ目標を達成できそうだ!」
「じゃあ、
・先進国の債券:30%
・新興国の債券:20%
・先進国の株式:30%
・新興国の株式:10%
・国内の株式:20%
という組み合わせで運用していこう!」

…という感じです。

つまり現時点でもっているのあなたの資産や、月々に資産運用へまわすことのできる予算などから、

いつまでに、いくらにしたいのか?
そのためには利回り3%でいいのか?5%なのか?それとも8%ないとダメなのか?
そのためにはどんな金融資産の組み合わせがいいのか?

…という流れで作戦を決めていくのです。

難しいですか?難しいですよね。。
でも、実はこのような計算を自動的にやってくれる無料サービスがあるんですよ。

モーニングスターが提供する「金融電卓」というサービス(無料)です。下記のような感じでグラフ付きで提案してくれます。

金融電卓
まずはこんな形で、あなたの資産運用のスタイルをおおまかに決めてしまうと分かりやすくていいかもしれませんね。

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資産運用には「安定型」「積極型」「スタンダード型」の3タイプがある!

前項では、資産運用をはじめるならまずは「いつまでにどれだけ増やすのかを決めよう!」と説明しました。

なぜなら、なかにはそれほど無理をしなくても目標貯蓄額を達成しそうなひともいますし… 逆にかなり頑張らないと目標に届きそうにないというひともいるからです。

つまりそのひとの現状や貯蓄目標によって、目指す利回り(と、それにひもづく金融資産のチョイスと組み合わせ方)が変わってくるのですね。

では、代表的な3つの資産運用タイプをあげてみましょう。

●安定運用タイプ

[利回り目標=年率3%未満]

ローリスク・ローリターンな運用タイプ。
資産運用をこれからはじめようとする初心者や、まだ十分な余剰資産がないひと…

または、高収入で月々の貯金だけでも目標金額に近づけそうなひと、老後にあまりお金が必要ないひとなどはこのタイプがおすすめです。

目標利回りは年1〜3%と低め。たとえ利回りが低くても、あまりリスクを負わずに安全運転で資産運用を進めます。

●スタンダードタイプ

[利回りの目標=年率3%~5%]

ミドルリスク・ミドルリターンな運用タイプ。資産運用に慣れてきた中級者や、そこそこの利回り(年率3%〜5%)をめざしたいならこのタイプです。

安定運用タイプよりも利回りが高くなる分、当然ながら負わなくてはならないリスクも高くなります。

●積極運用タイプ

[利回りの目標=年率5%~8%]

ハイリスク・ハイリターンな運用タイプ。
資産運用の上級者や、もうすでに十分な余剰資産があるひとなどは、リスクを承知で積極的にガンガン攻めてもいいでしょう。

現時点で老後までに十分な資産ができない…だからリスクは高いけど積極的な運用をしよう!というのもアリだとは思います(個人的にはあまりおすすめしませんが…)。
 

まずは生活費6か月分を確保しよう!

ちなみに、資産運用をはじめるにあたっては、事前に必ずやらなくてはならないことがあります。

それは“まず生活費を確保すること”です。

もし全財産を資産運用にまわしてまったら…明日から生活していけないですよね?

もしあなたがある日突然リストラされて転職活動をするはめになったら… 病気にかかってしばらく働けなくなってしまったら…

しばらくは貯金を切り崩して生活しなくてはならないと思います。

そんな万が一のリスクのために、最低でも“6ヶ月分の生活費”を確保しておくと安心です。たとえば1ヶ月の生活費が20万円の家庭なら100万円くらいですね。

また、この生活費はいつでもすぐに使える形でおいておく必要があります。

たとえば定期預金や債券などは、途中で解約すると元金割れ(元手のお金よりも戻ってくるお金が少なくなること)してしまいますよね。

なので、生活費は出し入れが簡単ですぐに現金化できる“銀行の普通預金”に預けておくのがよいでしょう。


*       *       *

さて、生活費6ヶ月分の貯金ができたら、いよいよ資産運用デビューです!

次からは貯金額ごとのおすすめポートフォリオを、具体例を交えながらご紹介していきましょう!
 

100万円が貯まったら!のポートフォリオ

よし、100万円が貯まったぞ!いよいよ資産運用だ!

…って、ちょっと待ってくださいね。
さきほども説明したように、この100万円は万が一のときの生活費に必要なお金。投資にまわしてしまってはいけません。

基本的にはいつでも現金化できるように、銀行の普通預金に預けておくのが安全ですね。

じゃあ100万円の時点ではなにもすることがないのかというと…決してそうではありません。

貯金が100万円貯まった時に参考にしたいテクニックを、2つほどご紹介しましょう。

●超短期の定期預金

1週間や2週間など“超短期”の定期預金があるのをご存知ですか?

短期間ならリスクがほとんどありませんし、普通預金よりも高い金利でお金を預けることができます。

超短期の定期預金には下記のようなものがあります(※金利などは執筆時点)。

SBJ銀行
・なのかちゃん(1週間定期預金)
(金利0.1%、1週間、10万円以上)

新生銀行
・2週間満期預金
(金利0.05%、2週間、50万円以上)

オリックス銀行
・eダイレクト2週間定期預金
(金利0.04%、2週間、50万円以上)

楽天銀行
・2週間 定期預金
(金利0.02%、2週間、10万円以上)
・1週間 定期預金
(金利0.02%、1週間、10万円以上)

東京スター銀行
・スターワン1週間円預金
(金利0.02%、1週間、10万円以上)


SBJ銀行の1週間定期はなんと金利0.1%です!

このほかにも1ヶ月間などの定期預金もありますので、最新情報をいろいろ調べてみてください。

近々で使う予定がないのであれば、100万円の手持ちのうち半分を、こういった超短期の定期預金にあずけておくのも賢いと思いますよ。

●口座連携サービス

みなさんは、「マネーブリッジ」「ハイブリッド預金」とかって聞いたことありますか?

これらは口座連携サービスと呼ばれており、同系列の「ネット銀行」と「ネット証券」をセットで口座開設すると、より高い金利で普通預金ができるという方法です。

たとえば下記のようなものがあります。

楽天 マネーブリッジ
楽天銀行+楽天証券 のセット
金利:0.1%(普通預金:0.02%)

SBI ハイブリッド預金
住信SBIネット銀行+SBI証券 のセット
金利:0.01%(普通預金:0.001%)


楽天のマネーブリッジは驚きの0.1%です!

大手都市銀行の金利がだいたい0.001%ですから、なんとその100倍!スゴッ!

これらは、普通預金と同じくいつでも引き出せます。また預金保険制度の対象なので安心です。
 100万円ポートフォリオ

【資産100万円のポートフォリオ例】

50万円 50% 普通預金
50万円 50% 定期預金(1〜2週間の超短期)
or マネーブリッジ


300万円が貯まったら!のポートフォリオ

では300万円が貯まった場合を考えてみましょう。生活費6ヶ月分(100万円)+余剰資産200万円という状態ですね。

生活費以外の余剰資産ができてきましたが、まだまだ資産は少ないので安全に確実に増やしていきたいところ。

基本的にはやはり日本円の「定期預金」が中心の構成がよいでしょう。1年、3年、5年などの短期〜中期ものを中心に、金利0.1〜0.2%以上のものを見つけたいですね。

[預金の金利が高い銀行]
静岡銀行、あおぞら銀行インターネット支店、オリックス銀行、新生銀行、イオン銀行、じぶん銀行、住信SBIネット銀行、東京スター銀行、楽天銀行、SBJ銀行…など。

また、余裕があるようでしたら少額の資金(50万円ほど)をつかって投資デビューしてみてもよいですね。

初心者向けにおすすめするのは、金融商品のなかでもリスクが少なく安定したリターンが望める「国内社債」(格付けAランク以上の企業)か…

もしくは国内社債などの低リスク資産を中心に構成した「投資信託」(安定運用型)などがよいと思います。
300万円ポートフォリオ 

【資産300万円のポートフォリオ例】

100万円 33% 普通預金(生活費6ヶ月分)
150万円 50% 定期預金(1~5年もの)
50万円 17% 国内社債(格付けA以上)
or 投資信託(安定運用型)


500万円が貯まったら!のポートフォリオ

500万円が貯まったら、もうちょっとだけ冒険をしてみてもいいでしょう。

定期預金や、安定性の高い国内社債(格付けAランク以上)の額を増やして足元を固めつつ、少しずつリターンの高い資産も混ぜていきましょう。

全資産の10%前後を目安に、国内株式(長期保有で配当・優待を目的とするもの)に配分するか…

もしくは、海外債券海外株式などをバランスよく組みわせた「投資信託」にしてもよいかと思います。

投資信託なら少額からでも良い商品を買えますし、難しい海外資産もその道のプロが運用をとりしきってくれますので楽チン。

特にまだ資産運用に慣れていない初心者には、投資信託がおすすめですよ。

中身としては、あまりリスクの高すぎるものは避けて安定型~スタンダード型までのものを選ぶようにしましょう。
500万円ポートフォリオ

【資産500万円のポートフォリオ例】

100万円 20% 普通預金(生活費6ヶ月分)
250万円 50% 定期預金(最長10年まで)
100万円 20% 国内社債(格付けA以上)
50万円 10% 投資信託(海外債券・海外株式)
or 国内株式(長期保有を前提)

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700万円が貯まったら!のポートフォリオ

700万円〜800万円が貯まった場合のポートフォリオです。

これまでの安定型資産(預貯金国内債券)にさらに肉付けしていくと同時に、ハイリターン商材のバラエティも広げていきます。

具体的には先進国債券をやや厚めにとり、プラスして全資産の10%前後で国内株式海外株式も取り入れていきます。

とはいえ、まだまだ1つの商材に大きく投資できるほどの余裕も経験もないはずなので、プロが運用する「投資信託」を利用した配分が中心になってくると思います。
700万円ポートフォリオ

【資産700万円のポートフォリオ例】

100万円 14% 普通預金(生活費6ヶ月分)
300万円 43% 定期預金(最長10年まで)
130万円 19% 国内社債(格付けA以上)
100万円 14% 海外債券(先進国中心)
70万円 10% 国内株式 or 海外株式


1000万円が貯まった場合のポートフォリオ

ついに大台、1000万円の貯蓄を達成しました。もうここまでくればポートフォリオも最終段階です。

全資産の60%ほどを預貯金国内社債などの安定資産に配分し、

残りの40%を海外債券海外株式国内株式などの積極資産にバランス良く配分します。

この「安定60:40積極」の配分は基本形ですので、今後のポートフォリオを考える際のベースにしましょう。

初心者の方はここでも「投資信託」をうまく利用し、単体でのバランスと全体でのバランスを並行してキープしていくと安心ですね。
1000万円ポートフォリオ

【資産1000万円のポートフォリオ例】

100万円 10% 普通預金(生活費6ヶ月分)
300万円 30% 定期預金(最長10年まで)
200万円 20% 国内社債(格付けA以上)
150万円 15% 国内株式
150万円 15% 海外債券
100万円 10% 海外株式


資産1000~3000万円までのポートフォリオとは?

総資産が1000万円を超えたら…もうその頃には私のアドバイスなんて不要かと思います。

より積極的に攻めていくなり、守りを固めていくなり、ご自身がめざす資産形成の形を追い求めてみてください。

ただし、あくまで基本モデルは下記であることを忘れてはいけません。
ポートフォリオの基本モデル

【ポートフォリオの基本モデル】

60%を安定型資産へ
・預貯金
・国内債券

40%を積極型資産へ
・国内株式15%
・海外債券15%
・海外株式10%


上記のポートフォリオはどちらかというと、スタンダード運用〜安定運用よりのモデルです。

より高いリターンを追い求めていくのであれば、国内資産よりも海外資産の比重を高めにしたり、同じ海外でも先進国ではなく新興国の資産を増やすなどで調整してください。

さらに日本のデフォルト(破産)が心配な方は、米ドルを中心とした外貨の資産も増やしていくのもありですね。

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定期的に見直し(リバランス)しよう!

理想的なポートフォリオが決まっても、資産運用はそれでおしまいではありません。

1年に1回くらいを目安に、定期的にポートフォリオの見直しをおこなう必要があります。

なぜなら、経済情勢などによってそれぞれの資産の価値は日々変動するので、運用していくなかで資産の配分比率がどんどん変わっていってしまうからですね。

このように、変化してしまった資産配分の比率を、もとの比率へ調整しなおすことを「リバランス」と言います。

つまり、増えた資産を売って、減った資産を買い増すのです。

ポートフォリオに大切なのは“バランス”です。いずれかの金融資産が突出することなく、バランスを保つことが重要なのです。

これは、当初の運用意図にあわせる目的ももちろんですが、資産運用の収益性を高める効果もあると言われています。

なぜなら、リバランスによって“高い資産を売り、安い資産を買う”という投資の基本原則を自動的に実行することができるからですね。

定期な「リバランス」によってポートフォリオをメンテナンスし、バランスと収益性を保っていくようにしましょう。
 

資産運用まとめ

さて、いかがでしたか?

資産運用や投資に興味がない方には、さっぱり面白くなかったかもしれませんね。

しかし冒頭にも書いたように、資産運用は日々の節約や毎月の貯金とおなじくらい大切な要素です。

資産運用や投資は決してギャンブルなどではなく、あなたの財産を守り、安定的に効率的に増やしくための手段なのです。

あまり怖がらずに、少しずつチャレンジし、勉強していきましょうね。

また、資産運用をおこなう際には「その株が儲かるかどうか?」「どの銀行が金利が高いのか?」など、1つの商品を選ぶことばかりに気を取られてはいけません。

あなたがいま、いくら資産があって…
それをいつまでにいくらに増やしたいのか…
そのためには、あなたの資産をどこにどう振り分けるのか…

という“資産配分の全体戦略”のほうがだんぜん重要です。

ぜひ、長期的かつ広い視野であなたの人生計画を考えるようにしましょうね。


*       *       *

さて、以下には本編の補足や専門用語の解説などをまとめておきます。

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金融資産の一覧|詳細説明

金融資産にはたくさんの種類があります。本編の説明ではよく分からない方も多かったと思いますので、一つひとつ詳しく解説していこうと思います。

●現金

現金、つまりお札とか小銭とかの“生のお金”ですね。

たくさんの現金を持ち歩きながら生活しているひとはいないでしょうから、あまりポートフォリオ上では重要視しませんが…現金も立派な資産であることに間違いありません。

●預金・貯金

銀行などの金融機関にあなたのお金を預けること。つまり「普通預金」や「定期預金」です。郵便貯金(ゆうちょ)ももちろん含まれます。

●外貨預金

日本円だけではなく外貨ももちろん資産です。米ドル・豪ドル・香港ドル・ユーロ・ポンド・フラン・ランド…などなどたくさんありますね。

ちなみに筆者が生まれてはじめて資産運用デビューしたのは外貨預金です。米ドルを3万円で買って、1か月後に3万2千円で売りました。

一見しょぼいですが…銀行に数百万円を数年預けてももらえるかどうかの利益をたった1か月で得たわけですから、これは大勝利と言ってよいでしょう。(ほんとか?)

●国内株式(日本株式)

日本の株式会社の株券ですね。おもにその会社の業績や社会全体の景気などに影響されてその価値(株価)が変動します。

投資や資産運用と聞くとこの“株”を思い浮かべるひとも多いですが…実際にはたくさんある選択肢のなかの1つでしかありません。

ちなみに(こんなこと書いたら関係者から怒られそうですが)日本の株式投資は全体的に“ハイリスク・ローリターン”な金融商材です。

つまり、リスクが高いわりにリターンが少ないということ。なので私はあまり好きではありません。

●海外株式(外国株式)

海外の株券です。リスクが高いのは日本株式とおなじですが、海外株はリターンも大きいのが特徴。

どうせリスクを背負うなら海外株の方がいいんじゃないすかね?

ちなみに海外株式のなかにも「先進国株式」と「新興国株式」にわけられます。

●国内債券(日本債券)

債券とは、資金調達のために発行する“借用書”みたいなものです。国が発行する債券=国債、企業=社債、地方自治体=地方債 とそれぞれよばれています。

債券というのは、あらかじめ支払う金利や満期日が定められており、債券をもっているひとは定期的に金利をうけとることができます。また満期になると元金がすべてもどってきます。

国債には「通常債」と「個人向け国債」の2種類があり、通常債はなかなか初心者にはむずかしいため、この記事では国債=個人向け国債だとお考えください。

…いろいろ説明しておいてなんですが、現時点で国債は低金利すぎて購入するメリットはほとんどありません。なのでしばらくは無視してOKです。

●海外債券(国外債券)

海外債券のいちばんの魅力は、日本債とくらべて格段に金利が高い(ものがある)ことです。もちろんリスクも高くなりますが…。

新興国の国債などは、おなじ債券でも日本の国債とはまったく別物と理解したほうがいいですね。

前述のとおり、債券は定期的に金利をうけとることができ、また満期になると元金がもどってくるという金融商品です。これは国債も社債も海外債券もすべて同様です。

しかし、あくまでそれは“その国なり会社なりが生きているあいだは”という条件つきの話です。

国が経済的に破たんしてしまったり、会社が倒産してしまった場合は、元金が戻ってこない可能性も十分にありえます。

このへんのリスクを可視化したものが「格付け」という仕組みです。よく海外企業なんかをAAAとかB+とかでランク付けしたものを見たことがあるかたもいらっしゃるかと思います。

格付けはAAAがもっとも高く(リスクが少ない)Cがもっとも低く(リスクが高い)なります。

当然リターン(利率)はAAAがもっとも低く、Cがもっとも高くなります。

また、海外債券は「通貨」の概念もはいりますので、為替変動により為替差損益が生じる点も覚えておきましょう。

●社債

社債は一般の企業が資金調達のために発行する債券(借用書のようなもの)です。社債にも国債とおなじように「個人向け社債」があります。

社債は株式とは違い、業績などに関係なく定期的に決まった利子がもらえ、さらに満期になれば貸したお金が全額もどってくるというメリットがあります。

また、社債(国債も)は満期になるまで解約はできませんが、市場で売買することはできます。

社債は株式よりも値動きの幅が小さく、もし値下がりしてしまったとしても満期まで待てば元金は全額もどってくるためリスクが小さいのです。

その会社が倒産してしまった場合、株式はすべてをあきらめるしかありませんが、社債の場合は一定の割合で戻ってくることが多く、その点でも安全性は高いと言えます。

利率は会社によって異なります。2015年に発行された個人向け社債を見ると、ソフトバンク(A-)が利率2.13%と高く、低いものだと四国電力(A+)が0.2%となっています。全体的には0.5%~1%未満が多い印象ですかね。

社債は株式にくらべてローリスク・ローリターン、定期預金や日本国債などとくらべればハイリスク・ハイリターンな金融資産です。

海外社債や国内社債などの種類もあるため、“銀行預金の金利じゃどうにもならないけど、株式はリスクが大きいから怖い…”という初心者にも比較的おすすめできる金融商品ですね。

●コモディティ

コモディティとは、金・銀・プラチナなどの貴金属、原油・ガスなどのエネルギー、小麦・大豆・とうもろこしなどの穀物、銅・アルミのような非鉄金属…など

商品先物取引所」などで取引される商品のことです。

少ない金額からでも投資ができて、短期間での価格変動が大きく利益化しやすい一方、リスクが大きく手数料が高いなどの理由から、初心者にはちょっと難しい金融商品です。

●投資信託

投資信託(ファンド)とは、みんなから集めたお金をまとめて投資のプロが運用をおこない、そこから発生した利益をみんなに還元するという金融商品です。

たとえばわたしのような投資の素人だと何をどこに投資していいやらさっぱり分からないですが…

投資信託なら「ファンドマネージャー」という運用のプロがすべてやってくれます。

さらに、国内海外を問わず株式・国債・社債・コモディティ・不動産など…さまざまな金融商品をミックスさせて投資することができるのです。

投資先を分散するためリスクをおさえられ、リターンも安定してきます。つまり1つの投資信託の商品を買うだけで“分散投資”の効果が得られるということですね。

また、少額から投資をはじめられるというのも投資信託の魅力です。たとえば投資信託では1万円、投信積立なら月々1千円からはじめられます。

…とこのように、投資信託は投資の初心者にもやさしい、とてもメリットの多い金融商品になります。

ただし、投資信託は運用のプロがいろいろとやってくれるため、その人たちの取り分が手数料に乗っかってきます。つまり個人ですべてをやるより手数料が高くなるということです。

また、投資信託には株式投資などと同様に“元本保証”がありません。

たとえ運用のプロだとしてもマイナスになってしまう可能性は十分にありますので、そのへんのリスクは考えておきましょう。

●仕組預金

満期にするタイミングを銀行側が決定するかわりに高い金利が得られる預金です。

ただ単純にお金を預ける普通預金や定期預金と違い、預金者はなんらかしらの制限やリスクを負います。

その制限やリスクはなんの仕組預金を選ぶかによって違ってきますが、おおむね“預金者が自分の都合の良いタイミングでおろせない”ということになります。

中途解約は基本できませんが、できたとしても大きく元本割れすることがを多いです。

● REIT(リート)

「REIT(リート)」とは不動産の投資信託のことです。日本国内のものは「J-REAT」と表記されます。

投資家から集めたお金を使って不動産を買い、家賃収入を投資家に分配します。

不動産投資っていうと莫大な自己資金と大きなリスクを負わなくてはならないというイメージがありますが、REITであれば少ない金額で多くの不動産に投資することができます。

●貯蓄型保険

「貯蓄型保険」も立派な金融資産です。

貯蓄型保険とは、一定の時間が経過すれば解約返戻金や満期金としていままで支払ってきた(積み立ててきた)保険料よりも大きな金額がもどってきます

そのためにはもちろん、途中で(返礼率が100%を超えるまでに)解約しないことが前提になります。

貯蓄型保険の代表的なものには、下記のような種類があります。

養老保険
満期になると満期保険金がもらえる

個人年金保険
年金のように死亡するまでずっと(もしくは一定期間)保険金がもらえる

学資保険
子どもの入学・進学(つまり満期)の際に保険金がもらえる

低解約返戻金型終身保険
一生涯保障が続くが、解約返戻金が低くて元本割れの可能性が高い生命保険です。

ちなみに「掛け捨て型保険」は、保険金をもらえる条件があなたが病気になったり死亡することが前提となっていますし、

なにもなければ一銭ももらえませんので、資産のなかには含められないですね。
 

預金保険とは?

預金保険制度」とは、もし銀行などの金融機関が破たんしてしまった際に、わたしたちの預金を保護するための制度です。

この保険は銀行が加入するものなので、わたしたち預金者は加入する必要がありません。

ちなみに、預金保険によって保護される預金には上限があり“1つの金融機関につき、預金者1人あたり、1000万円までの元金とその利息など”が払い戻しされます

つまり2000万円預けていても1000万円しか保障されないということです。このことを「ペイオフ」と呼びます。

どの金融商材が預金保険の対象になるのか?ならないのか?については、その商品を検討するときにご自身でかならずチェックしてください。

基本的に普通預金や定期預金、または定期性の金融商材は預金保険対象になりますが、なかには例外があります。

その金融資産が預金保険の対象かどうかは、利回りと同じくらい重要な要素ですので、しっかりと調べてくださいね。

資産運用・投資に関係する用語集

最後に、難しい専門用語がたくさん出ましたので、よく使われる用語をまとめておきました。

●利子・利息

利息はお金を借りたり貸したりする時に発生する「レンタル料」のようなもの。金利によって計算されます。利子と利息はおなじ意味で使われます。

●金利・利率・年率・年利

元金にたいして発生する利息の割合です。

基本的に「金利」と表記されている場合には年単位の数値を意味します。つまり「年率」と同じ意味。

いろいろな呼称がありますが、いずれもおなじ意味で使われます。

●月利

1ヶ月あたりに発生する利息の割合。

●日歩

1日あたりに発生する利息の割合。

●利回り

利率が額面金額にたいする利子の割合を示すのにたいして、投資原本にたいする利子もふくめた収益の割合のことを「利回り」といいます。

厳密には手数料・税金などのコストも含めて計算します。

●実質金利と名目金利

「名目金利」とは数字として目に見える金利のことで、「実質金利」は見かけ上の金利(名目金利)より物価変動の影響をのぞいたものです。

●単利

元本にだけ利息がつくもの。

●複利

元本+利息の合計値に利息がつくもの。

[文:Sancho]
 


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