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カテゴリ:家計管理・家計簿 > 貧困・貧乏

HOME 読まないと損をする貯金&節約術 > 元公務員の貧困女子メグミが月収11万円でもまあまあ幸せに暮らしている話 money307

さて今回は、手取り月収11万円の極貧生活をおくるある女性のお話です。仮に名前を“メグミさん”としましょう。

メグミさんは現在29歳の独身。
静岡にある国立大学を卒業後すぐに上京し、憧れていた小学校教諭になるも、わずか3年で退職。

その後はアルバイトを転々としながら定職につかず、収入は手取りで月11万円くらいだと言います。

当然、東京での1人暮らしに11万円では足ろうはずもなく…

給料日前には毎食カップ麺だけ、それでもヤバいときは食パン半枚と白湯(さゆ)だけで飢えを凌ぐこともあるそうです。

高学歴で公務員という安定・安心の人生を歩いていた彼女ですが

なぜ年収200万円にも満たないアルバイト生活をするはめになってしまったのでしょうか?

月収11万円の生活とは、果たしてどのようなものなのでしょうか?
 

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堀北真希似の可愛らしい女性

ゴールデンウィーク直前の4月某日、わたしはメグミさんの部屋に訪れていました。

意外にも、メグミさんの部屋は城南エリアで人気のおしゃれタウン、しかも駅徒歩3分という好立地のワンルームマンション

お世辞にも広いとは言えませんが、部屋はキレイに片付けられており(というか物があまりない)

北向きなのか少しうす暗く、空気が澱んでいる以外は…ごく普通の女性の1人暮らしと言った感じです。

Sancho
へぇ〜。とてもいいところじゃないですか。

極貧女子と聞いていたので、てっきりお部屋もお化け屋敷みたいなところだと思っていました。

メグミ
いえいえ、ぜんぜんいいところじゃないんですよ。笑

…と意味深に笑うメグミさん。
化粧っ気がなく童顔だが、黒く大きな瞳とキレイに整った顔立ちがどこか女優の堀北真希にも似ている。

こんな可愛らしくてしかも高学歴な彼女が、就職も結婚もしないで1人寂しく暮らしてるなんて。なんかもったいないな。

とても失礼ですが、それがわたしが彼女に対して抱いた第一印象でした。

…しかしこの時のわたしは、彼女が抱える闇をなにひとつ理解していなかったのです。
 

夢だった小学校の先生。しかし夢は一転…

Sancho
メグミさんは学校の先生だったんですよね?

メグミ
はい、小学校の先生をやっていました。

わたしの母も小学校の教諭で。子どもの頃からずっと夢だったんですよね、先生になるの。

Sancho
では念願かなった感じなんですね。

メグミ
そうですね。子どもたちもみんな可愛かったですし、職場の人たちも優しくて。

はじめて1、2年の頃はもう毎日が楽しくて仕方なかったですし、とても充実してました。「わたし生きてる!」って感じで。

あの頃は幸せでしたね。

Sancho
あの頃は…?

メグミ
学校に配属されて3年目のことだったと思うんですが、授業中に児童にケガをさせちゃって…。

体育の授業で跳び箱を教えていたんですが、跳び箱のはまりが悪かったのか、ある子が跳んだときにくずれちゃったんですよね。

その子は跳んだときの勢いのまま、跳び箱の上から落ちちゃって。右足の足首を骨折しちゃったんです。

Sancho
かわいそうに…

メグミ
いわゆる複雑骨折ってやつで1ヶ月の入院でした。頭も打ってしまったので精密検査をしたりけっこう大変だったんですよ。

1回目の入院でボルトをいれて骨を固定したあと、2回目の入院でボルトをぬく手術もあって。

合わせて2回も手術しなきゃならなかったんですよね。ほんとうに可哀想なことをしたと思います。
 

毎日が地獄の日々。優しかった同僚たちも…

Sancho
でも、メグミさんだけの責任ではないですよね。運が悪かったと言うか…。

メグミ
いえ、授業中の事故なので全部わたしの責任です。わたしが1つ1つしっかりチェックしていれば事故は防げたかも知れませんし。

親御さんにも、何度も何度も謝りに言ったんですがぜんぜん取りあってもらえなくて。

お母様には「娘の人生を台無しにして!先生なんて辞めてしまいなさい!」とか「辞めないなら訴訟をおこします!」とまで言われました。

Sancho
まあ気持ちは分かりますけど…ちょっと大げさだなぁそれ。

メグミ
運が悪いことに、その子の父親が区議会議員とかをやっている人だったんですよね。

だからけっこうすぐに学校中の保護者にも広まっちゃって。

はじめは庇ったりなぐさめてくれていた同僚や学年主任、校長先生までも、だんだん親御さん側に飲み込まれていっちゃいましたね。

Sancho
それはお気の毒に…。

メグミ
あ、そうだ。いたずら電話もすごかったですね。誰かが番号を教えてしまったんだと思うんですが、毎晩何十回もかかってくるんです。

ほとんどが無言でしたけど、たまに「死ね!」「学校辞めろ!」とか。ほんとドラマの世界みたいでした。

Sancho
そ、それは親御さんから?

メグミ
わからないです。でも違うと思います。

まわりの取り巻きの人たちだったと思います。男の人の時も、女の人の時もありましたし。

でもいちばんショックだったのが、いままで明るく声をかけてくれていた子どもたちからも「先生やめちゃえば?」って言われたときですね。

Sancho
それはキツイですね…。

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ストレスで耳が聞こえなくなり休職。そして退職へ

メグミ
そんななか、ある朝起きたら“音が聞こえない”ことに気づいたんですよね。

「あ、わたし聞こえてない」って。

でもシャワーを浴びているうちにいつの間にかまた聞こえるようになったので、その時は「たぶんストレスで聞こえなくなっちゃったんだな」って軽く受けとめてたんですけどね。

でもそれが頻繁におこるようになってきて。耳だけじゃなく、たとえば色を感じなくなったりとか。

Sancho
色を感じない?

メグミ
はい。色ってあるでしょ?街を歩いてても、たとえば葉っぱが緑色とか、空が青色とか。

そういうのをまったくを感じなくなるんです。世界が白と黒とグレーのモノトーンの世界に見えちゃうんですよ。

もちろんそんなわけないと分かってるんです。頭では「空は青い」「リンゴは赤い」って分かってるんですよ?

でもそう見えちゃうんです。

木を見ても、花を見ても、みんな枯れ木や枯れ草みたいに見えちゃうんです。すごいでしょ?笑

Sancho
す、すごいですね…。 (笑いごとじゃないよ。怖いよ。)

メグミ
で、突然「はっ!」と思ったんです。 このままじゃダメだ。このままじゃわたし死んじゃうかもって…。

死ぬのはイヤだから逃げちゃおう。よし逃げよう!って感じで。すぐに校長に電話して「しばらく休みます」って伝えました。

Sancho
学校からは?なにか反応ありました?

メグミ
あったと思いますがわからないですね。電話線も抜いたしケータイも電源切ってたんで。

大家さんからも手紙が入ってて、学校の人がなんどか家に来てくれたみたいですけど、その頃わたしほとんど一日中寝ていたんで覚えていないですね。

そのころの記憶があまりないんですよ。冗談じゃなく。
 

他人と会話ができない。緊張で倒れてしまう

Sancho
でも、それが最後のチャンスだったのかも知れませんね。それ以上頑張ってたら本当に最悪の事態になっていたかも…。

その後は?学校を辞めたあとはどうやって暮らしていたんですか?

メグミ
貯金があったんで、それを食いつぶすまでは家でじっとしてましたね。

そんななかでも再就職しようとしていろいろチャレンジしてみたんですが、まず怖くて他人と会話ができないんですよね。

しばらくずっとまわりから怒られたり怒鳴られたりする日々が続いていたんで…怖くて人と面と向かって話をすることができなくなっちゃったんです。

このトラウマは何年たっても治らない…。ずいぶん良くなりましたが今でも人間が怖いです。

Sancho
でも僕とは会話できてますよね?

メグミ
いや、手に汗びっちょりですよ。ほら。

男性はだいぶ大丈夫になったんですが、女性の方はダメです。特に年配の女性は怖い。

ケガをさせちゃった子のお母様や学年主任の先生くらいの年齢の女性と話をするのが本当に怖くて、

どんなにリラックスして接しようと努力しても、目の前に立たれると緊張で固まっちゃう。

緊張で全身から冷や汗が吹き出てきて、ひどい時だとそのまま貧血で倒れちゃうこともあります。

Sancho
まじで?

メグミ
まじです。見るのもだめです。 学校をやめた頃は男性でもそんな感じでしたから…。だから再就職なんて無理だったんですよね。

何社受けても一次面接で落とされました。それはそうですよね、汗びっしょりでブルブル震えながら話す子なんて、誰も採用するはずがない。

この際バイトでもしょうがないと思っていろいろ受けたんですがバイトすら受からないんですよ。

受かってもすぐ辞めさせられる。昼間の仕事は全滅。だってほら、昼間なんて年配の女性だらけだから。
 

手取り月11万円の幸せな暮らし

メグミ
でも、深夜のビル清掃の仕事だけは大丈夫だったんですよ。だってほら、ビル清掃って人と話さなくていいでしょ?

誰もいない深夜のオフィスをただ延々と掃除機かければいいだけだし。

Sancho
なるほど、そうですね(怖くてやだなぁ、その仕事)。

お給料はどれくらいなんですか?

メグミ
時給は1500円でだいたい5時間勤務。時給は高いけどそのぶん人気だから週3日しか入れなくって。女性よりも男性が優先してシフトに入れますからね。

理由ですか?たぶん女性だと深夜に何かあったときに色々大変だからだと思いますよ。

だからビル清掃の収入は月に9万円から10万円のあいだです。

あと、週1~2でお弁当屋のバイトもしています。オフィス街とかで軽バンでお弁当を売るアレです。

わたしは工場でトレーにポテトサラダとかパスタとかをひたすら盛り付ける仕事をしてましたね。超単純作業です。

これが時給800円で1日に4時間くらいなので、月に2~3万円。2つのバイトをあわせて11~12万円くらいの収入になります。

お金がないから、大好きだった本やマンガがなかなか買えないのがつらいですけど…

でもビル清掃の仕事を続けることができて、収入は少ないけど安定しているから、今は心がとっても落ち着いてます。ここ数年間でいちばん幸せな気持ちでリラックスして暮らせているかも。

ほかにもあまり他人と顔をあわせなくてもよい深夜の仕事を中心にいろいろ試してみましたけど、

職場のひととの人間関係だったり、男女関係だったり、いじめとかもあったりして… 

結局続けることができたのってビル清掃の仕事だけたったんですよね。
 

家族との不仲、そしてストーカー被害も

Sancho
そういえば、実家に頼ったりとかはできないんですか?

メグミ
うち、父をずっと幼いころに亡くしちゃってて。 母ひとり・娘ふたりの3人家族だったんですけど、わたし姉とあんまり仲が良くなかったんですよね。

仲が悪いというか、ことあるごとに勝手に敵視されていました。

わたし小さい頃から勉強ができて母のマネして学校の先生をめざしたりしてて…でもお姉ちゃんはぜんぜん勉強ができないバカで。そんなわたしに嫉妬してたんだと思います。

あることないこと母に吹き込んで、母もだんだんわたしを嫌うようになって…。

姉はすでに結婚して母と同居しているから、わたしはもう実家には帰りません。だから実家とは何年も音信不通ですね。

Sancho
それはツラいですね…。
ちなみに失礼ですが、彼氏さんとかはいらっしゃるんですか?

メグミ
小学校に勤めていた時まではいましたよ。おなじ大学でおなじ教職課程を専攻していたひとです。

まあ、でもあまり好きではなかったですけどね。笑

わたしが事故をおこして心の余裕がなくなっちゃった頃から、どちらかと言うわけでもなく連絡をとらなくなって。そのまま自然消滅です。

彼も小学校の教諭になったんですが、あっちもあっちで荒れた学級をもっちゃって大変そうだったから。こちらに構ってる余裕がなかったんだと思います。

Sancho
え、小学校ですよね?荒れてる学校とかあるんですか?

メグミ
荒れてるといっても不良とかそうことじゃなくて。子どもが授業中に叫んだり、教室を走り回ったり、ずっとクラスメイトにちょっかいをだしたりケンカしたりするんで…授業ができないんです。

とにかく集中力がなくて、じっと机に座ってることができない感じ。

ぜんぜん珍しくないですよ。学校単位ではなくクラス単位、もっというと原因は1人の児童だけってことが多いですけど。

学校全体がっていうならまだしも、たった1人の子どものために学級崩壊ですからね…。そういうクラスをもった先生は大変です。

Sancho
へぇ~怖いですね。知らなかったです。 彼氏がいたのはその時までですか?

メグミ
ビル清掃のアルバイト先に、いつも一緒にシフトにはいる男の子がいて。年下なんですけどね。

しつこいくらいに誘ってくるんで、わたしも人間に慣れようと必死だったんで(笑)、まあいっかと思って仕事帰りに公園でデートしたり、エッチするようになったんです。

なんて言うんでしょう…萌え?というかロリコンっぽい趣味があるひとで、いろいろ変な行為を強要されたりもしましたね。

当然好きになれなくて、向こうが仕事を辞めたのを期に別れたいって告げて、わたしからは連絡とらなくなっちゃいました。

でもその後、ちょっとストーカーっぽいことにもなっちゃったんですよ。

やめてって言っても何回も何回も電話かけてくるし。玄関とか自転車とかに変な液体をかけられてたこともありましたね。

昔のトラウマがよみがえってくるから、そんなことされたら余計嫌いになるのに…。

仕事終わりに待ち伏せされて、駅の前で土下座しながらわんわん泣かれたこともあって…すごく気持ち悪かったです。

だれかが警察を呼んでくれたので何もなかったですけど。

Sancho
ええ~それは大変でしたね…。何もなくて良かったですね。(この子、別れ方が最悪だな)
 

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弁当家のアルバイトでもらえる廃棄弁当が主食

Sancho
ちょっと話が変わりますけど、月の収入が11万円ってキツイですよね。どうやってやり繰りしてるんですか?

メグミ
う~ん。お金を使わないことなんてそんなに大変なことじゃないと思うんですけど…。

でもなんか制度?が変わって税金をいきなり請求されたりとか、お正月・お盆とかお仕事自体が少なるなる時期なんかは一気に収入が減ったりするので大変です。

あと金欠のときに病気になるとヤバいです。 すっごい熱が出て病院にいきたいんだけど、いま手持ちに300円しかない!とかだと病院行けないじゃないですか。

そんな時はじっと耐えるしかないんですよね。

でもお弁当屋のアルバイトにはかなり助けられています。お弁当があまると廃棄になるので、それを持って帰ることができるんですよ。

コンビニとかだと意外に厳しいお店が多くって、廃棄弁当を店員に配ると不正のきっかけになったりするから、あげないで捨てちゃうところが多いんです。

いまのお弁当屋はそんなに厳しくないので、だいたい1日に5~10個とかもらえます。もらったものは全部持ち帰って冷凍。

だから廃棄弁当がわたしの主食になってますね。笑
 

都内なのに家賃2万円代前半?まさかの●●物件

Sancho
ずっと気になってたんですけど…この部屋って家賃いくらなんですか?

駅からも近いし、人気のエリアだし、新しいとは言えないけどすごくキレイですよね。

メグミ
管理費込みで2万4千円です。

Sancho
え?うそ!ありえない!

は!まさか…

メグミ
ここ、「事故物件」なんですよ。

わたしが入居するまえはおじいさんが一人暮らししてたらしいんですけど、いわゆる孤独死ってやつですか?

布団のなかで寝ながら亡くなってて、ご遺体が見つかったときはだいぶ傷んでたらしいですよ。

Sancho
…へー、最近ひそかに人気ですもんね、じじ事故物件。メメグミさんはそういうの大丈夫なんですか?

(やめてー!だからさっきから何となく暗くじめじめとして不思議な寒気が…)

メグミ
生きてくためには仕方がないじゃありませんか?

でも、どっかの知らないおじいさんがただ寿命をまっとうして亡くなってしまっただけなんだから、そんなに怖いことじゃないと思うんですよ。

誰かを恨んで亡くなったとか、なんかの悲惨な事件に巻き込まれた…とかじゃないですから。

それに、わたし夜働いてることが多いんで、ほとんど昼間にしか家にいないんですよね。バイトがないときもマンガ喫茶のナイトパックとかに行っていることが多いし。だから怖いシーンに遭遇したことはないです。

言っときますけど、わたしだって本当に平気なわけではないですよ。でも都内でふつうにキレイな部屋で、わたしの収入で住めるところなんて皆無ですからね。

まあ慣れてくればなんとかなるものですよ。

わたしにとっては幽霊とか心霊現象とかよりも、生きてる人間のほうがよっぽど怖いです。

Sancho
…うん、なるほどですね。

※筆者注釈※
最近はほんとうに事故物件が人気らしくて、事故物件を専門にあつかう不動産業者では、ほとんどの物件が情報を公開してから1~2か月以内に契約成立となるらしい。

事故、つまり死亡事故・事件・自殺などがあったという事実以外は好条件でキレイな物件であり、それが驚くほどの破格値で貸しに出されているのだ。

また、事故物件(正確には心理的瑕疵物件)はもちろん告知義務があるのだが、事件事故後にいったん誰かが住んでしまえば、その後は通常物件としてあつかわれ告知義務もなくなる。

たとえば、実際に人が住まなくても、1ヶ月だけの契約だったとしても、心理的瑕疵物件だという事実は隠されてしまうということだ。

このような法の抜け道を利用して、事故物件を通常の家賃で貸しだそうとする悪徳な業者もいるので注意されたし。

ちなみに、全国の事故物件を日々公開している「大島てる」というサイトもあるので、

「なんかこの部屋、妙な気配がするなぁ…」 「誰かいるような気がするんだけど気のせいかなぁ…」

などと感じたことがある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。(世の中には知らない方が幸せなこともたくさんありますので、ぜひ事故責任でお願いしますね。)
 

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たった5000円でカラダを売り、1食69円のカップうどんを箱買いした日

Sancho
ちなみに収入が低いことで、今まででいちばん辛かったことってなんですか?

メグミ:
カラダを売ったことですかね

Sancho:
え…?

メグミ:
当然考えるじゃないですか。
女性で、お金がなくて、弱い立場で…という環境から脱け出すのって“そういう仕事”しかないですよね。

わたしの場合お店とかじゃなくて、ネットの掲示板とか使ってごくたまにですが。

Sancho:
それは逆に言うと何回か経験があるってことですか?

メグミ:
ありますね。 いちばん辛かったのは、3万円の約束だったのに直前で「5千円しかない」って言われたことがあって。

もちろん普通は断りますけど、わたしもお給料日前でぜんぜんお金がなくて、お金もらわないと家に帰ることもできなかったから、仕方なしにそれでOKにして。

終わったあと、なんか死にたくなって泣きました

でも、その5千円で近所のスーパーで1つ69円のカップうどんを箱買いして。家に帰って食べてみたらおいしくて…。

よかった。これでしばらく生きていける。」って思いましたね。
 

最後に|まずは相談しよう

さて、いかがでしたか?

今回ご紹介したメグミさんは元地方公務員という特別な事例だったかもしれませんが、メグミさんに限らず近年“貧困に苦しむ若い女性”はとても増えてきています。

貧困の原因としては、メグミさんのように心の病気で普通に働けなくなってしまったり、 学歴や学力の問題で通常の仕事につけなかったり、非正規雇用による突然の失業だったり、離婚やDVによる経済的孤立だったり…

原因は人それぞれですが、“社会のしくみやお金に対する無知・無関心”などもその1つなのではないかと考えております。

解決方法を一言でまとめることはできませんが…現状すでに貧困に苦しんでいる方がすべきなのは“まずは相談をすること”です。

とてもあたり前のようですが、このあたり前のことがなかなか踏み出せない方が多いんですよね。

貧困を救う手段はなにも行政による生活保護だけではありません。

各自治体や民間にはさまざまな相談窓口が設置されていたり、ソーシャルワーカー(社会福祉士)が存在します。

これらは生活するうえで困っている人たち、生活に不安を抱えている人たち、社会的に疎外されている人たちの問題解決を目的としています。

もちろん、お金や貧困に関する問題もおもな目的のひとつです。

だから、まずは相談すること。頼れる手段はすべて使って助けを求めることが大切です。きっと何かしらの解決策が見つかるはずですよ。

※貧困に苦しむ人たちのための具体的な相談窓口については、近日記事として公開させていただく予定です。

[文:Sancho]

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HOME 読まないと損をする貯金&節約術 > 6人に1人が貧困?生活苦やお金がない毎日から抜け出す方法&相談窓口まとめ money308


最近、テレビや雑誌などで取りざたされている話題のひとつに「貧困」「生活苦」「格差社会」という問題がありますよね。

じつは、いま日本はとても深刻な貧困問題をかかえているのです。

 

そこで今回は、日本の貧困や生活苦などの実情についてご紹介するとともに、

お金がなくて苦しんでいるひとのための相談窓口支援機関についてをまとめてみました。
 

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日本人の6人に1人は貧困?

2014年の厚生労働省の調査報告によると、日本で年収122万円以下の収入で生活している「相対的貧困者」の割合は16%でした。

「相対的貧困」というのは等価可処分所得が全人口の中央値の半分より少ない状態のことです。

…まあざっくり簡単にいうと“他のひとと比べて極端に収入が少ないひと”という意味ですね。

「相対的貧困」の値は毎年変動しますが、ここ最近では毎年だいたい年収120万円〜130万円くらいで推移しています。

16%ですから、つまり日本人の6人に1人が、(飢え死にすることはないまでも)貧しく苦しい生活を余儀なくされているということすね。

ちなみにこの16%という数字は、世界の先進30ヶ国のなかで“ワースト4位”というかなり最悪のレベルなのです。
 

低収入でも貯金できるはウソか?

わたしはこのブログのなかで「低収入でも貯金はできる!」と主張しています。

それは本当にそう思っています。

しかし、家賃が払えずに住むところにも困っているひとや、お腹が空いても満足な食べ物を買うお金がないひとが、はたして人並みに貯金をすることができるでしょうか?

もちろん、どんな状態においても貯金は不可能ではありません。月5000円でも…たった1000円でも毎月貯金を続ければ、かならずお金は貯まっていきます。

ちょっとずつだけど確実に貯まっていく!」という状態は、とても安心しますし“心のよりどころ”になるはずです。

わたしも、ちょうどこのブログを始めた当初は、ちょっとずつ数字が大きくなっていく銀行残高を毎日のようにながめていましたね。

しかし貯金がちょっとずつ貯まっていったとしても、収入が低い状態がずっと続いてしまっては“問題の根本的な解決”にはなりませんよね。

なので、いま貧困や貧乏で苦しんでいるひとは、その最悪な状況から抜け出すために、“みずからが動いて今の状況を変えていく”という努力が必要なのです。
 

貧困・貧乏を抜け出す方法とは?

ひとくちに貧困・貧乏・低収入…といっても、そうなった原因やその人がおかれた環境というのは、それぞれ大きく違います。

たとえば、
派遣・アルバイトなど非正規雇用だ
学力・学歴がないので仕事が限られる
ケガや病気、高齢で働けない
差別や障害でよい仕事がない
借金・多重債務がある
奨学金など学費の返済
うつ病などで仕事を辞めた
突然のリストラで職を失った
ブラック企業による若者の使い捨て
長時間労働・低賃金・過労
家庭内暴力・虐待
シングルマザー、ひとり親
親が貧しく学校へ行けなかった
ギャンブルへの依存
投資・独立などで失敗した

…などなど。
数えあげればきりがありません。

働きたくても働けない。よい仕事に就けず十分な収入が得られない。働いても働いても生活が楽にならない。収入があっても借金やギャンブルでお金が出ていくばかり…。

これらの最悪の状態をリセットし生活を立て直すには、自分ひとりの力ではなかなか難しいものです。

そんなときにはやはり“他人を頼る”しかありません。

まず、あなたの悩みや抱えている問題を、正しい知識をもった専門スタッフに聞いてもらいましょう。

国・自治体・民間の団体など、無料で話を聞いてもらえる相談窓口に電話して、アドバイスや支援を求めるところから始めましょう。

 

貧困・貧乏を抜け出す方法とは、まずは“相談する”ことなのです。
 

相談するとなにが解決するの?

下記に紹介するさまざな相談窓口には、毎日たくさんの相談が寄せられています。

相談に応じてくれるのは、貧困問題、借金問題、労働問題、医療問題…などにくわしいスペシャリストたちです。

たとえば、収入や貯蓄が極端に少ないひとであれば「生活保護制度」について教えてくれるかもしれません。

たとえば借金がたくさんあってどうにもならないひとであれば、「民事再生」「任意整理」「自己破産」の進め方をアドバイスしてくれるかもしれません。

たとえば「住む家」に困っているひとであれば、寝泊まりの場を確保してくれたり、賃貸の保証人になってくれるかもしれません。

たとえば劣悪な労働環境で働いているひとであれば、よりよい職場に「再就職」できるようにフォローしてくれたり「職業訓練」を案内してくれるかもしれません。

…このように、自分ひとりではなかなか解決することが難しい問題を、相談を通して解消することができる可能性があるのです。

もし、直接的には問題を解決できなかったとしても、苦しいときや淋しいときに、誰かに話を聞いてもらうだけでも心が救われるものです。

電話の向こうには、あなたを救いたいと願うひとたちがあなたからの相談を待っています

ぜひ勇気を出して、電話をかけてみてください。

では次からは、実際に相談窓口の一部をご紹介したいと思います。
 

“生活保護” “生活苦”についての相談窓口

生活保護」は、国民の生活を守るために憲法と国で定められている制度です。

最低限の生活をおくるお金にも困っている…というひとであれば、誰でも生活保護を利用することができます

まずは相談してみることが大切ですよ。

⚫︎首都圏生活保護支援法律家ネットワーク

おもに「生活保護」に関する相談ができる窓口です。

生活保護の申請・受給手続きについてや、申請したけれども受理されなかった…などのお悩みついてはまずはここに相談しましょう。

弁護士や司法書士といった法律家のネットワークで運営されているので安心です。

公式サイトはこちら
電話:048-866-5040
(平日 午前10時~午後5時)

●仕事・住まい・生活にお困りの方へ(厚生労働省ホームページ)

困ったときは、迷わず国や地方自治体の助けを借りましょう。わたしたちはそのために税金を払っているのですから…。

仕事を探している、より良い職場に就職するために職業訓練を受けたい、住むところがない、今の住まいを出ていかなくてはならない、失業して仕事が見つからない、とにかくお金に困っている…

そんなお悩みに対して、生活保護や給付金などのさまざまな支援や制度を紹介していたり、窓口の案内などをしています。

公式サイトはこちら
 

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“借金” “多重債務”についての相談窓口

さまざまな理由からお金を借り、それが元で泥沼の借金地獄にはまってしまうひとも少なくありません。

下記はおもに借金問題や多重債務、返済、自己破産などの問題を取りあつかっている組織や団体です。

●法テラス(日本司法支援センター)

法律に関するトラブルを解決するため、国によって設立された公的な総合案内所です。

相談の内容に応じて、国の制度を説明をしてくれたり、適切な相談先の案内を無料でおこなってくれます。

借金や多重債務、債務整理や自己破産に関するものはもちろん、詐欺などの犯罪被害や、離婚や養育費などの問題、労働問題や賃貸契約など…あらゆる問題を法的に解決する相談が可能です。

相談自体は無料ですが、本格的に弁護士や司法書士に仕事を依頼する段階になったら有料です(その場合は分割払いも可)。

公式サイトはこちら
電話:0570-078374
(平日 9:00~21:00、土 9:00~17:00)

●金融庁「お金を借りる方、借りている方へ|相談窓口」

金融庁のホームページ内に設置されているコーナーです。政務整理(借金問題)やヤミ金融・貸金業者などの苦情や相談先を案内しています。

公式サイトはこちら

●全国クレサラ・生活再建問題対策協議会

貧困ビジネスやヤミ金の根絶や、多重債務者などの生活苦を抱ええる人たちが生まれない社会をめざして活動をおこなっている団体です。

公式サイトには、被害者の会や各種相談窓口の一覧が掲載されています。

公式サイトはこちら

●奨学金問題対策全国会議

奨学金を借りたはいいものの返済が苦しい…裁判所から支払い督促が届いたけどお金がない…延滞金がどんどん増えて自己破産も考えている…

などなど最近増えている奨学金の返済問題について、救済や相談を受け付けています。

公式サイトはこちら
電話:03-5802-7015
(平日 9:30~17:30)


“住む家”に関する相談窓口

住むところがない… もうすぐ出て行かなきゃならない… 家賃を払えない… 賃貸を借りたくても連帯保証人がいない…

などなど、住む家や寝泊まりをする場所についての相談窓口です。

●NPO法人自立生活サポートセンター・もやい

貧困や生活苦で苦しんでいるひと、住む家がなく困っているひとに対して、特にアパート入居支援などの活動をおこなっているNPO法人です。

賃貸にはかならず必要となる連帯保証人を引き受けてくれたり、さまざまな生活支援や相談を通じて自立をサポートしてくれます。

公式サイトはこちら
電話:03-3266-5744
(火 12:00~18:00、金 11:00~17:00 祝日休み)

●NPO法人ほっとポット

収入がない、お金がない、住むところがない、仕事がない…などの生活苦・貧困をかかえる人に対して、国家資格をもった社会福祉士のスタッフが無料相談に応じてくれます。

一時的な住まいの提供、グループホーム、就労サポートなどの支援もおこなっています。

公式サイトはこちら
電話:048-793-5160
(平日 9:00~18:00 祝日休み)
 

“シングルマザー” “ひとり親”の相談窓口

離婚やDV、死別、望まない妊娠など…やむを得ずに1人で子どもを育てることを決意する方も少なくありません。

いわゆる片親、シングルマザー(シンママ)などの問題ですね。

このようなひとり親家庭では経済的にひっ迫してしまう事例が多く、それが理由で子どもにまで貧困が連鎖してしまうことも珍しくありません。

下記はそんなひとり親、シングルマザーを支援している団体になります。

●「子どもの貧困」サポート情報提供ホームページ

貧困や生活苦の家庭の子どもや、子育てに利用することができる制度や支援策を調べることができます。

公式サイトはこちら

●東京都ひとり親家庭支援センター はあと

シングルマザーやひとり親家庭を支援している相談窓口です。東京都からの委託により運営されています。

生活苦や貧困に関する相談から、養育費や離婚に関する相談、親の就業支援などをおこなっています。

公式サイトはこちら

●NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ

シングルマザーを支援するとともに、シングルマザー同士の交流や情報交換などにも力を入れています。

公式サイトはこちら
電話:03-3263-1519
(火・水 15:00~21:00)
 

ブラック企業や非正規雇用など“仕事”の相談窓口

長時間労働やパワハラで若者を低賃金で使いつぶすブラック企業。派遣や業務委託、アルバイトなどの非正規雇用の問題…。

さまざまな“仕事” “労働環境” “労使問題”などの解決や、被害者のサポートをめざしている団体や相談窓口です。

わたくしSanchoもブラック企業の経験が多いので他人事とは思えません…。

●NPO法人POSSE

おもに若者の労働問題に対して、若者中心のメンバーが活動しているNPO法人です。

残業代、有給休暇、解雇、労災など…さまざま「働くこと」についての相談を受けつけています。

公式サイトはこちら
東京:03-6699-9359
京都:075-541-9760
仙台:022-302-3349

●首都圏青年ユニオン

こちらもおもに若者を中心とした職場トラブルの解決をめざしています。

パート、アルバイト、派遣、契約、または正社員であっても、誰でもたった1人からでも加入することができる若者のための“労働組合”です。

“労働組合”であるというところが特徴的で、そして魅力的ですね。

とつぜん解雇された… パワハラがひどくて苦痛… 毎日夜遅くまで働き休みも取れない… 残業代が支払われない…

そんな問題やトラブルを、おなじ境遇で苦しむ若者たちと一緒に解決をめざしていきます。

公式サイトはこちら
電話:03-5395-5359

●ブラック企業対策プロジェクト

「もっとまともに働きたい。」そんなフレーズを合言葉に、ブラック企業やブラックアルバイトの問題解決に取り組んでいます。

大学教授、弁護士、労働組合関係者など、労働問題の解決をめざす各分野の専門家があつまり発足したプロジェクトです。

公式サイトはこちら
 

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どんな悩みでもOKな相談窓口

貧困や生活苦は、ひとつの要因だけではなくさまざまな要因が組み合わさって引き起こされるものです。

下記にご紹介するのは、貧困や生活苦はもちろん、心の悩みや自殺についてなどのメンタル面でのケアもおこなっている相談窓口です。

専門スタッフがあなたの悩みにやさしく寄り添い、解決するための方法を一緒に考えてくれます。

●よりそいホットライン(一般社団法人社会的包摂サポートセンター)

仕事の悩み、貧困や生活苦、心の悩み、離婚やDV、借金や病気の悩み…などなど、あらゆる悩みを受け付けてくれる相談窓口です。

24時間、どこから電話をかけても無料。さまざまな分野の専門スタッフがあなたの悩みを聞いてくれます。

公式サイトはこちら
フリーダイヤル:0120-279-338
(携帯・PHS・公衆電話からもOK)

※インターネットでの相談「お悩みクラウドMoyatter」もあります。

●いのちと暮らしの相談ナビ

生きているのがツラくて、ついつい自殺を考えてしまう…。そんな方はこちらに相談しましょう。

借金などの多重債務、病気や心の不調、生活苦や貧困などのお金の悩み、仕事や人間関係の悩み、介護や育児など…

生活をしていくうえでのあらゆる問題・悩みに対して支援をおこなっています。本人ではなくても、まわりの人からの相談も受け付けています。

公式サイトはこちら

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最後に|国や自治体の制度や相談窓口も、どんどん活用しよう!

わたしたちは国の憲法で、生きていくうえで必要最低限の暮らしをおくる権利が約束されています

それは、日本という国に生まれた以上、生きているだけでその権利をもっているのです。

なにも舛添要一みたいなセコい政治家の旅行費や、オリンピック招致の裏金みたいなもののために税金を支払ってるわけじゃありませんからね…。

しつこいようですが、まずは相談です。

どこかに必ず、あなたの悩みに寄り添い、一緒に問題解決をめざしてくれる方が存在するはずです。

上記でご紹介した窓口以外にも、もちろん国や地方自治体が設置している相談窓口もどんどん利用してください。

自分が住んでいる自治体の役所(市役所・区役所・町役場・村役場)の担当部署(たとえば福祉課など)や、

地域の社会福祉協議会、福祉事務所、ハローワークなどにも問い合わせてみましょう。

きっとあなたの人生は変わっていくはずです。

[文:Sancho]
 


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