
あなたは自分にどのくらいの貯金が必要かを把握していますか?
目指すべき指標や目標を知らないと、なかなか思うようにお金は貯まっていかないものです。
でもいくらくらい貯金があれば安全なのでしょうか?逆にどのくらい貯金がないと危険なのでしょうか…?
今回はそんな疑問にお答えすべく、60歳までに貯めておくべき貯蓄額はいくらなのか?を考えてみましょう。
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必要な貯金額はどのように計算する?
具体的に“必要な貯蓄額”を算出するまえに、まずは「お金の流れ」をイメージしてみましょう。
●現役時代~60歳まで
現役時代には給与やボーナスなどによる「収入」があり、「支出」(住居費・生活費など)を上まわった分のお金を「貯蓄」としてストックしていきます。また(人によりますが)退職時には「退職金」が支給されたり、「保険の満期金・返戻金」などが収入として入ります。
●60歳~65歳まで
いま現在、現役として働いているひとの多くは年金受給が65歳からとなります。つまり、早々と60歳で退職してしまった方はこの5年間の収入がなくなります。「継続雇用」などを利用して働く場合は、現役時代の収入には届かないものの、ある程度の収入をキープできます。
●65歳~死去まで
65歳以降は「年金」が支給されます。しかし将来的に年金は減額される可能性が濃厚で、多くのご家庭では年金だけで生活費をまかなうことができないと予測されます。よって、現役時代にストックしておいた「貯蓄」を生活費にあてることになるでしょう。
…なんとなくイメージできましたか?
つまり、基本的には“現役時代に貯めておいたお金(=貯蓄)を老後の生活のなかで切り崩しつつ生活することになるわけです。
簡単な式であらわすと、
[60歳までに必要な貯蓄額]=[60歳以降の支出]―[年金などの収入]
となります。

つまり、60歳以降の支出と収入がわかれば、自然と必要な貯蓄額がわかるわけです。
60歳以降の収入はいくら?
では、60歳以降の収入と支出にはどんなものがあり、それぞれ平均いくらぐらいになるかを見てみましょう。1.年金
基本的には「年金」が収入のほぼすべてとなります。以前の記事(

65歳~85歳で死去するまでの20年間で計算すると、年金の総受給額は5,600万円となります。…ただし、これはあくまで今もらっている人たちの話。
個人的には将来的にいまと同額をフルでもらえる可能性はほぼゼロだと思っているので、念のため2割減少すると見込み、80%をかけておきましょう。つまり、年金の収入は総額[4,500万円]となります。
2.退職金
平均的な退職金額は大企業で2,000〜2,300万円、中小企業で1,000〜1,200万円だと言われています。
ちなみに、退職金の制度のある会社は約7〜8割。最近では年々少なくなっているようです。これに加えて転職回数も増えていることから、将来的に退職金の平均値はぐっと下がることが予想されます。
ここでは仮に[1,000万円]が支給されるものとしておきましょう。
3.保険の満期金・返戻金
保険に加入していれば、満期金や解約返戻金が支払われることになります。ここでは仮に[500万円]が支給されるものとしておきましょう。
4.投資益・利息
株などの有価証券などを持っていた場合はそこからの収入もあります。また、ある程度の預金があれば利息も手に入ります。ただし、投資はマイナスになる可能性があったり、利息も金利が低く多くは望めないため、ここでは[0円]で計算しておきましょう。
5.継続雇用
もし、60歳の時点で充分な貯蓄が貯まっていなかった場合、継続雇用などを利用して60歳以降もひきつづきお給料をもらうことも検討しなくてはなりません。もし月20万円で5年間働くとした場合、[1,200万円]の収入を得ることができます。
上記すべてを合計すると[7,200万円]の収入となります。
60歳以降の支出はいくら?
では次に支出面を見ていきましょう。1.生活費
定年後の生活費(食費・水道光熱費・日用品など)は、一般的に平均28万円/月ほど(余裕のある生活を送るためには30~35万円/月ほど)が必要だと言われています。将来的な物価上昇や増税などを考慮し、仮に30万円/月がかかるとすると…60歳~85歳までの25年間では[9,000万円]が必要となります。
2.家賃/住宅ローン
60歳までに住宅ローンを完済できていない場合、もしくは持ち家がなく賃貸住宅に住み続ける場合は住居費が別途必要となります。ここでは定年までに住宅ローンを完済しているものとし、支出は[0円]と計算しておきます。
3.その他の支出
その他の支出としては、医療費・介護関連費・マイホームの修繕費・子どもたちの結婚や出産への援助・冠婚葬祭の費用…などの出費が必要になる可能性があります。金額は状況によってピンキリですので想定は難しいですが、ここでは仮に[1,000万円]がかかるものとして計算しておきます。
上記すべてを合計すると[1億円]の支出となります。
必要な貯蓄は2,800万円?
上記で算出した収入から支出を引くと、60歳時点までに必要な貯蓄額は[2,800万円]となります。ただし、もし退職金が期待できない人は[3,800万円]が必要ですし、さらに満期金・返戻金がないタイプの保険に加入している方は[4,300万円]が必要になります。下記の表にいくつかのパターンをまとめましたので、これを見ながら自分はどのパターンにもっとも近いのか?をチェックしてみてください。

もちろんこれらはほんの一例ですので、あくまで目安としてお考えくださいね。細かく数値を算出したい人は、上記の算出方法を参考に自分自身の状況・環境にあわせて計算してみてください。
将来、お金で後悔しないために…
いかがでしたか?このように、お金で後悔しない安心できる老後をむかえるためには、やはり最低でも3,000万円前後(場合によっては5,000万円以上)のお金が必要となるのですね。
例えば、もしあなたが現在30歳で、さらに貯蓄が0円だった場合…残り30年間で年100万円ずつ、月8.3万円ずつの貯金が必要となります。…しかし、こんな大金どうやって貯めればよいのでしょうか?
以前の記事(

●毎月コツコツ、確実に貯める!
貯金の鉄則は“毎月確実に、長い期間続けること”です。生活費の残りを貯金にまわすのではなく、あらかじめ設定した月の目標金額を、必ず月のはじめに貯金するようにしましょう。これを確実におこなうために、財形貯蓄・社内預金・積立預金、定期預金などをうまく利用するのもテクニックの一つです。
●三大貯蓄時期に頑張って貯める!
長い人生においては、結婚式や出産費用、子供の教育費などなど…さまざまなライフイベントがありますよね。当然ながらいつも同じようにお金を貯められるわけではなく、貯めやすい時期・貯めにくい時期があります。
たとえば下記は「人生の三大貯蓄時期」とよばれており、お金を貯める大きなチャンスとなります。
1.結婚前の独身時代
2.子ども出産前/幼少期
3.子どもが独立した後
この期間にしっかりと貯蓄を増やせるかどうかが、その後の人生に大きく影響することになります。
●意外と影響大!保険の見直し
保険は人生のお金の流れを左右するとても重要なポイントです。
月々の支払いは安いものの、なにもなかった時にムダになってしまう「掛け捨て型保険」や…保険料は高いが将来大きなが期待できる「貯蓄型保険」など…。あなたの人生設計や家族構成、そしていまの状況にあわせて定期的に見直すことをオススメします。
あたらしく保険に加入する際や、ムダな保険料を削る際、または今の保険にあらたに付け加える際などは、保険の専門家であるFPへ無料相談をお願いする方法がおすすめです。こちらの「

●60歳でリタイヤ?継続雇用について
先にもお話したように、いま現役で働くひとのほとんどは年金受給が65歳から開始されます。つまり60歳で定年退職してしまった場合、5年間は収入がないということです。60歳までに十分な貯蓄ができれていれば良いのですが、貯蓄にまだまだ不安が残るひとは、働けるうちに働いて収入を得る…というのが賢い選択かもしれません。
●資産運用も大切!
資産運用・金融投資も、資産形成にとって大切な手段のひとつです。
たとえば、あなたに1,000万円の貯蓄があったとして、なにも考えずに都市銀行に預けてしまうだけではほとんど利息はつきません。しかし、これを年利1%で複利運用できれば、10年後には+105万円の利益を生み出します。年利2%なら+220万円、年利3%なら+344万円です。
早い内からちょっとずつ投資・資産運用を勉強し、限られた資産を有効に活用できるようにしましょう。
[文:Sancho]
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